無事に工務店と工事請負契約を結びました。次は構造計算をしてもらうために間取りを確定します。窓もこのときに決めました。
これまでは担当さんと打ち合わせだったのが、このときから工務さんとの打ち合わせに変わりました。まぁ、担当さんは営業であって売るのが基本的なお仕事ですものね。しかし担当さんの力量で工務店を選んだ部分もあるので、少し不安ではあります。
話を戻して、間取りは熟考したので変更はありませんが
(間取りについてはこちら→間取り決定!減築に成功!)
窓の大きさや位置を決めるのにだいぶ悩みました
耐震等級3だと窓は増やせない?!
壁一面の大きな窓や天井近くについた長い横すべりに憧れていました。
(画像はリクシルのHPよりお借りしました)
しかし、それを阻んだのが耐震等級3です!!
鉄骨だとまた違うのかもしれませんが、我が家は木造で在来軸組工法。耐震等級3をとろうとすると耐力壁がすっごく多いです!!耐力壁には基本的に窓がいれられません。
ピンクが耐力壁
「ここの窓を大きくしてください」と言い「ここは耐力壁が入るので」と返されるやりとりが何回もありました横長の窓は全然とれませんでしたね。
西日の暑さを考える
みなさん知ってましたか?西日は暑いって。
私は知りませんでしたよ。
なぜなら私はマンション住まいで西側に窓のある家に住んだことが無いからです!
夫の実家は一軒家で、夫の部屋は2階の南西角部屋にあり西日がたいそう暑かったそうです。なので夫から「西側に大きな窓をつけたらダメ!」と強く主張されました。
1階はリビングで南も東にも窓があるので西には小さな窓で良いと思います。2階の納戸は納戸なので小さな換気用の窓があれば良いです。
問題は南西に位置する子ども部屋です。
南側は窓の大きさを1階にあわせるためにあまり大きくない縦すべりがひとつ。西側を大きな引き違いにしたいものですが、夫の反対により横長の引き違いを部屋の上の方につけるということにしました。圧迫感が出ないと良いんだけどなぁ。
子どもの安全について考える
今はアパートの1階に住んでいます。なので子どもが窓から外をのぞいてもそこまでは気にしないのですが、次は初めての2階建て。子どもが窓から落ちたらどうしよう!!とかなり不安です…。なので窓の高さを考えてみました。
調べてみると転落防止用の手すりの高さには基準があり床上110センチあれば安全だろうと言われているそうです。
ですので、うちは窓の高さ自体を2階は床上110センチ以上に設定しました。
それでも寝室は窓際にベッドが来てしまうと思うので落下防止用の柵をつけて小さいうちは対策しないとなと思います。
たとえばこんな感じの↓
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家の見た目を考える
大きな窓で高級感を出すこともできず(予算的にも、耐震等級的にも)
おしゃれな上げ下げ窓も担当さんに却下され(上げ下げしにくくなるかもしれないらしい)
価格の圧倒的に安い引き違いを結局多様することになりましたが、少しでも見た目が良くなるように窓の高さと2階と1階の窓の位置はなるべくそろうようにしました。
そしてこんな窓になりました
<南側>
1階掃き出し窓の2つは電動のシャッターです。標準でした便利と聞くので楽しみです。
2階の窓は真ん中の掃き出し窓からベランダに出るため(たぶん)高くついているみたいです。そこにあわせて両端の窓も高く設置してもらいました。
<北面>
家の正面です。
1階はトイレの窓で、トイレが階段下のため窓の高さはあわせられませんでした
左上は子ども部屋の窓です。ある程度大きさを確保するためにここだけ引き違い。
こうして立面図を見ると、2階の窓はもう少し大きくてもよかったかもしれません。トイレや納戸のため大きな窓は必要なかったので小さくしたのですが。
<西面>
西日問題の西側窓はなるべく小さくとりました。
<東側>
こちら側はお隣さんがあるので見えない面です。
以上です
構造が決定したので次からいよいよ壁紙や建具など内装のお話に入ります。
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