銀河系を交差し 星としての終末をむかえた 宇宙の青い涙。惑星アニマリア。箒星祭りの月。 箒星と一緒に宇宙クジラが星に訪れてる。
大きな青い八面体オーストラリアマイトはお空でくるくる輝いてるっ。ロボットたちに入れ替わった街へ 綿雲は小さな影を落とし 風で流れていきます。
街路樹や道草は枯れはてて 公園の噴水は止まり 池の底にきれつがはしってる。
ロボたちは ガチャンガチャン 学校に通ってく。
地下トラムは 巨大な歯車の世界の中を走り抜けてく。
エイダは 長椅子に腰かけ 楽し気に スイングっ。
”チュ～ル。チュ～ル。にゃおチュ～ル♪” わーいっ。
ピンポーン。動力ルーム駅です。ばしーっ。
ルイダ ”降りるわよ。”
タラララァン♪ ガイドうさぎのミクスは あたりを見回してる。
妖精ベルン ”ここが動力ルームです。” 子供たちの遊び場だったのっ。
巨大な石で出来た硬い歯車は 冷たくさび付いたように
赤のポーンレイラ ”完全に凍り付いているようだわ。”
レイラは 赤棘オオトカゲのテイタスを優しくフィールドに置き
”テイタスおねがいっ。”
”ゴゴゴゴゴォ。”歯車に火を吹き
黒のゴスロリ猫のルゥシィキャトゥ ”凍りが解け始めてるわ。”
ピキンッ。
レイラ ”テイタス。ストップ！”
”ふぁっ。”エイダちゃんは 素早くパステルブルーのバトンを左手に持ち ブルーレウイシア。きらりん☆
”猫の搗いたトリモチ弾っ カードリッジセット。”
バトンレウイシア ” Serial number 21. A birdlime with a cat. Cartridge bullet set completed. ”
エイダ ”シュートッッ。ぱぁぁん。
歯車のひびが輝き 上手に補修されていく。
風船を持った茶猫ちゃん ”はいこれあげるねっ。” 動物園に遊びに来てた茶猫ちゃんがくれた ナンバー21。トリモチカード・・”使えたわぁ。”
タララララァ♬
エイダちゃん ”どうしょう。”
凍り付いた歯車の世界に小さな高い台があって 惑星の地下に続くチューブが伸びている。
ルイダ ”歌をうたうのよ。”
ルーシィキャトウ ”歌？”
”惑星の中央に 歌をここから送り込めば 凍り付いた歯車も ぽかぽかして動き始めるわっ。”
ルイダの服装は 髪にぴんくの猫耳、茶系のぴんくのラインの入ったフワフワドレスにトランプの柄のミニ、手にはピンクバトン Pink rose 、ロングニー、ぴんくの翼が付いた運動靴っ。
エイダはパステルブルー。レイラは可憐な赤っ。ルーシィキャトウはゴスロリ黒系っ。
バトンはキラデコマイクに変わり
カラフルなオーストラリアマイトがキラキラ浮かび上がり 舞台を明るく輝かせますっ。ロック的にっ。
目に見えない危険なホッグ
街を包み込むよなミッドナィ
猫の目を通して
わたし不安を感じたの
パンくわえて学校へ
交差点で ぶつかりそうに なったとき
ひらりと かわした あの娘はだぁれっ。
（肩に黄色電気ネズミや 袋襟巻猫がちょこんと乗る。）
人が堕落したとき
終末の時が近づく
街頭で話す人たち
テレビで観てる 綺麗なあの娘までも
入れ替わりって 縫いぐるみが演じて
いつしか人は減りゆくばかり キラッ☆
赤い輝石がキラキラ輝き
可憐な猫たちは
花のローブを纏い
可愛くダンスして 熱い歌をうたう
歌や 花や ビートは 街を覆う黒闇裂いていく
働くことぉ
学こと
運動することに
疑問を持たないでっ
生きることは罪ではないよ
すべてを 問いかけられそう。
私の腕の中に透けて見える歯車
世界が知らない間に機械に改変されてく。
歌に お料理 お茶に 絵をみたり 写真撮ったり お掃除っ。
疑問を持たないでっ
出荷にはまだ早いよぉ
疲れたら 立ち止まり
漫画やアニメを観て休んでみるっ。
生きることが 否定されない。
唯一の正義と知った。
キラキラ輝く輝石はチューブを通り星の中央に向けてシュートされてく。
空転してた箇所にソーシャルギアがハマりセレブの街の地下の動力は連動を始め。
公園の噴水に水が張られていく。
トム ”マントルが固まってクラーケンは惑星アニマリアのコアに歯車を組み込んでみたが 星の終末を止められなかった。”
エイダ ”惑星全部の歯車が動き出したとき 機械の部品を 歌や元気の力を送り 外してくのっ。”
”お客を集めて 星を元気に してあげたい。”
ガッチャン。
エイダ ”くるりん。”
動力ルームの扉を開いて 多くのブラッキーパラドックスが入ってくる。
ピンクや青、赤、黒のオーストラリアマイトは パラドックスに光の矢を打ちこみ 倒してくっ。
つづく
影響を受けた作品：マジカルキャット団、ラプンツェル、セーラームーン、プリキュア、魔法少女リリカルなのは、涼宮ハルヒの憂鬱、とか。