ヒナタ☆ウイング 3-3 | ちびちゃ ちゃんのブログ

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 わたし ヒナタ。 12歳。 学校が終わると 電車に乗ってスタジオへ。憧れの歌手 キラキラマミさんを目指して 演技指導を受けています。 わたし アイドル 目指して 頑張りまーす。 影泉先生・・ アイドル・・ とんでもない この子は 馬鹿に育てて お笑いの道に進むのです。 其の為に わたしが 目を光らせています。

 

 ヨーク市シャンブルズ通り 古めかしいレンガつくりのお店が多く お菓子屋さんとかカフェが多いです。 イエローキャットキャットの学校が近く お土産物 グッズが並べられ売られている。平和な街。

 

 クァカコーンクァカコーン教会の鐘が鳴り響き キキイキッ。急にお空が黒くなり 蝙蝠たちが 羽ばたき始める。

 999・・tellの音 トロロロッ。イエローキャットの教師たちはヨーク警察に依頼され 建物の陰に姿を隠しながら 気づかれない様に 慎重に まりもんに近づいていく。

ピッ”住人はすでに 警察が避難誘導が完了した。”

 

 カーペンター先生は古めかしい本を開いて 

”紀元前にエジプト地方で大暴れした 異世界の魔物グリタニアン2021。文明を破壊した終末魔物タイプ。アヌビス(お犬さま)が抑え込んだとされている奴だ。”

ライトハウス先生 ”現代魔法のspellは洗練され 昔と違い進化している。なんとか抑え込む。”

”あれは・・。”

”ばんざーい。ばんざーい(パチンコに負けてお手上げの意味)。街の人の一部が操られて まりもんに近づき ブレス息をかけられている。”

”酷い。瘴気を浴びさせられている。操られてるのかっ。” ぱかぱか救急馬車が近づいてく。

 

 イエローキャットの生徒たちは非常事態宣言中。ネコチーブ放送で 街の様子を観てる。

ホノカちゃんは パンをこねてまるめている。 ”先生たち大丈夫かしらぁ。”

ヒナタ ”先生たちは映画とかアニメにも出てる 訓練されている世界有数の魔導士だから大丈夫っ。”

”でも 先生たちが負けたら 私たちが出るんだわ。” ユメ、ルナは目を輝かせて。ドキドキッ。

 

まりもん くるりん” はんざいダーッ。” 

校長 ”間違えない。ナンバー14番目の使徒だっ。” 

”殲滅っ”

 

 ダダァダダァダダァ♪ ”ホーミングビーム”

 町全体から 馬車や列車に積まれた機械式の青い光の矢が放たれ ライトハウス先生たちが創り出したプリズムを通して収束しコアに目掛けて青いドラゴンに変わり 羽ばたき飛んでいく。

 

 フフフッ。ブルータランテラは教会の屋根から ”ミラーレックス召喚っ。” 鏡のシールドを持った小さな騎士が立ちふさがり。

召喚獣だ グリタニアンは人為的に現われていた。 失敗だ。閃光が輝き キーンッ キラリン街が凍り付くっ。

 

 ぴきーんっ。キラリン。街のすべてが凍り付き 魔法学校の教師たちは 氷の彫刻に変わっている。

りんりんりんりん。メリークリスマス♪雪だるまが楽しそうに飛びはねながらダンスしてる。

 

 エプロン姿のホノカはパンをピンクの猫型の容器に入れ布をかけ冷蔵庫に入れ発酵させる。 ”そんなぁ せんせいっ。”

ヒナタ 酷い”相手は最初っから先生たちの魔法を使って街を凍らすつもりだったんだ。”

 

 場面が変わり 学生はランプで照らされた古めかしい校長室に集められて・・わいわい。

”イエローキャットは学校を放棄して 撤退する。”え~っ。

君たちの身は安全だ。スコットランドヤードが協力して君たちの保護に努めてくれる。

 

ヒナタ ”THE MOONの宿題の終わらない生徒は5人。” ”黒いカーテンの傍のブロンドの娘。”

ホノカ ” ソフィア ねっ。イエローキャットクラスのクラス委員で 私たちにとーっても親切にしてくれる。すらりん。スマートで綺麗っ。”

(このクラスには 先代の壺魔王クラスの 魔法使いのたまごがいるらしいの。 紛争を起こしてる闇魔導士たちは きっと優秀な彼女を狙ってるのだと思うわ。)

(私たち イエローキャットのクラスメイトの力で ロンドンまで 彼女を守り切れば いいのよっ。)

窓際のソフィアはヒナタ達の視線に気づいて 大きく腕を上げて手を振ります。 ”おーい。ヒナタちゃーん。ホノカちゃーん。”

ホノカ ”わかったわ。”

 

 ショッピングモールが閉められたヨーク駅。しゅ~っ。古めかしい学生専用の臨時列車機関車が止まっている。 For King's Cross station。

学生たちは 講堂で集まる余所行きの制服に着替え 大きなトランクケースを持ち 指定された席に座ります。

 

 ホノカが窓際の席に座ると 天井の液晶にホノカの名前が表示され  Boarding confirmation 搭乗確認・・ OK。

ヒナタはトランクケースを固定し ふわりと 座ると・・ OK。 ぶわん。急に ”わわわっ。” 列車が走りだします。

 

 ダダダダァダダダダァダララララン♪ 青い閃光が後方で起きて・・ 

駅員 ”特別ホームに紛争者だぁ。”

魔法の機関車のシールドで 後方からの攻撃が 弾かれていく。

 

ブルータランテラ ”油断したわ。果たし状を学校に送ったのにイエローキャット 勝手に逃げるとは卑怯ね。”

ホノカちゃんは 可愛らしく窓ガラスに手のひらをつけ 小さな体で精一杯乗り出して 

ヒナタ ”街がどうしたのっ・・。”

 

 氷が解け始め ぷくーっと 巨大なまりもんが いびつに膨らみ・・どぉぉん。

ホノカ ふぇぇ。”グリタニアンが膨張して 街で爆発したの。” 

イエローキャット ”ええっ。”

ブルータランテラは残されたホームで ”フフフッ。”

 

 ゴゴゴッ。

THE MOON ”生きるためには 逃げる事も必要です。ぴょん。”

ぴぇん。 ガタンガタンガタン。

 

つづく

 

影響を受けた作品:マジカルキャット団、 魔法の天使クリィミーマミ 、プリキュア、ポケモン、ガラスの仮面、エバンゲリヲン、ゼロの使い魔、ネギま!、涼宮ハルヒの憂鬱、洋画、とか。