ルイダ イン ワンダーランド 21-7 | ちびちゃ ちゃんのブログ

ちびちゃ ちゃんのブログ

ブログの説明を入力します。

 ランララ ラララララン♪ リリアノアはスイングバイを繰り返し 銀河外スピード。 翼を広げ ばさっばさっ大きく外宇宙へ羽ばたく。

外宇宙は中性子の嵐っ。箱舟は磁力線で守られ 翼は宇宙線をとらえ 力強く漆黒の永遠の宇宙を進んで行く。

 

 赤い台地 砂漠の街 アリススプリングス。普段は乾いた大きなトッド川 。普段は乾いていて 道路のように車が通れます。 地下を水が流れていて大雨の時に川が現れる。郵便局の脇に観光用の泉が残されてます。 

 

 大型ショッピング街。トッドモール。ララララァラララァ♪ オオトカゲ人が歩いていく。 ”クェェェッ。”

赤のポーンのレイラ ”にこっ。” 映画館の観客に振り返り 微笑んで くるりん ミニスカートふわりひらり。 

”テイタス帰ってきたわよっ。” テイタス ”ケポッ。” 小さく炎を吐く。

ルイダ わいわいがやがや”ムギちゃん賑やかな市場よねっ。” 首の襟巻になっている袋猫のムギちゃん ”ムギーッ。”

 

 ラララァン♪ じゅ~う。 ”まぁっ。” 動物だかりの中で 美味しそうなお肉が焼かれている。ラララァ♪

ダチョウさんが翼で火加減調節してる。 ぷぁ~ん。エイダちゃん (良く焼けて香ばしい匂いがするわ。)

ぐぁぁっ。”TWR製のA4ランクの焼肉だよっ。”

 カラフルなフラッグにメルヘンチックな黄色電気ネズミのロゴが描かれている。

エイダ ”お父さんがトム型をベースにして創り出した 培養お肉っ。” 人差し指を口に当てて 柔らかさの中に 歯ごたえがあり 旨味があり 香ばしさがあるの。 食量危機で TWRの飛行船で 世界に輸出が盛んになされてるの。

 くぉ~ん。宇宙船の緑のラボの中で・・ 光を浴びタンパク質が合成されてる。・・ ビタミンも豊富っ。

 

赤のポーンのレイラは 昔 小さなころに川沿いで野犬に襲われて トラウマがあり実は動物嫌い でも くんかくんか。”獣肉美味しそうっ。”

 

 エイダちゃんは プリンセスキーに触れ ”THE BOOK!”

エイダちゃんの 手に キラキラ装飾な本が現れ 羽のペンが ぱたぱた目の前の 料理のレシピを ページに取り込んでいきますっ。

”元気の源。宇宙でも みんなが食べられる安価な培養焼肉っ☆” 

 

 ツゥツツゥツゥ。wwww‐。

黒猫ゴスロリ服ルーシィキャトゥの尻尾がピーンと伸び 

”電波を感じるわ。” 

エイダちゃんは心配そうに ”まぁっ。大丈夫っ。” 

”本当よっ。”

ララララ♪ 昔の作りのままのアリススプリングスレトロな宇宙郵便電報局 ラララァ♬。

 

 広大な赤い大地に設置された 宇宙電波装置。

宇宙衛星基地を経由して 外宇宙の番組を買い取り 宇宙全体へ動画配信も行ってる。 多くの宇宙交易船の乗組員も観ていて 広告収入は多いですっ。

 

エイダ は脇のポスターに目をやり・・”はっ。” 

トムッ ”GO TO チケット発売中。一人1回2冊までやってっ。”

普段外食を控えてるご家庭も 政府が割引分を補填します。 お仕事を作る外食キャンペーンに ご協力くださいにゃん。 ノーザンテリトリー州政府(フィクション。)

 

郵便局の中に放送ブースがあり

ルイダ ”まぁっ。” 立派な舞台装置っ。

放送ブースに黒猫ちゃんが居て メイキャップをして 輝きの中で 歌を唄い始めます。

 

日々の生活に疲れ。

疲労を隠し路頭を迷いめぐる。

仕事もなく 憂いもなく。

雨露避けて とことこ歩いてく。

 

夕焼けは 街を赤く照らしぃ。

暮れゆき 町が眠るぅ。

寒く 凍える わたし

糧を得る方法も見つからず

唯 時間が過ぎゆく。

 

思いは 暖かい 母と過ごした

温もりばかり。

 

朝日が昇り 暖かな日差しを浴びて

また 私は 歩く

仕事を得て 疑いもなく 手を動かし続ける日々。

暖かな 家庭で暮らした 母猫との思いで。 

 

黒猫ちゃん くるりん”どうかしらっ。”

 

 ピピっ宇宙電波受信器を通して たくさんの♡が集められていく。♡♡♡・・。

”宇宙のかなたから♡がたくさん集まりますぅ。” ”毎日歌を唄うことで 可愛く暖かいお気に入りの猫のボア服買えるわ!”わーい。 

 

 エイダは郵便の預り所に向かいお手紙の集配に詳しそうな白ヤギさんに トロピカリワンダーランドプリンセスキーイミテーションを見せて きらりん☆ お話しします。

私は エイダ。 にこっ。よろしくねっ。 わたくしと 私のお父様宛の お手紙を見せてほしいの。 お願いできるでしょうかぁ。

 

 白ヤギさんは小さな眼鏡をずらして・・

目の前の大きめのしましま猫の着ぐるみと黄色い電気ネズミを見てる。笑顔がエイミーと重なります。

”お待ちしておりました プリンセスエイダ。あなた様宛のお手紙はすべて保管しております。”

エイダは両手を胸に組み ”わーい。”

 

 エドワーズ博士の古ぼけた日記のページが捲れます。

”得られたオーストラリアマイト。 それを発動させ CO2をなくす ギミックのつくりかたの秘密は・・ 手紙に残し カモメのピーターに託し娘に届けた。・・。”

 

 北欧の白い魔物は ちょこんと姿を見せて ようやく北欧を救えるギミックにたどり着ける。

 

 魔界の気温は再び上昇し セミ達は木陰で避難。 ルーシィキャトゥのクラスメートは ルーシィの活躍を期待して ゴスロリドレスを脱ぎハンガーにかけ  ひらひらの天使の軽装で 窓を開けて 風を通し 授業を受け 帰りを待ってる。

ルーシィキャトゥ(黒猫) ”魔界のお友達の為に ギミックの秘密を持ち帰るわ。”

 

 リリアノアは Gooooo. 動物惑星に向かい 翼を羽ばたき続けます。

動物惑星。 動物たちが そこにたどり着くと どんな願いもかなう。無限テクノロジーがそこにはあるという。

ルイダとエイダは まだ 知らされてません。

 

つづく

 

影響を受けた作品:マジカルキャット団、セーラームーン、プリキュア、ポケモン、ラプンツエル、キャッツ、シュガーラッシュ、涼宮ハルヒの憂鬱、とか。