これは湯布院の幸運の招き猫でしょうか。
昨年12月6日に、母が亡くなり、実家も住む人がいなくなり、もう処分することになって、大量の古書の整理をお願いした業者さんが、こちらの招き猫からお店の名前を命名したと、話されていました。
熊本地震のことも親身に心配して下さり、亡き父母の本の趣味など、盛んに尋ねてくださり、
(本当はマンガやアニメがお好きらしかったみたい…)
しまいには父愛用の机を、是非お店に置かせてくださいと頼まれて、私は嬉しくなって了解したのです。
いつか、湯布院へ行ったら招き猫のお店、探してみたいと思います。
そして、実家はもう無くなってしまうけど、招き猫を手土産に携えて、その古書店へいって、父の机を見に行きたいな、と思っています。
机が古書に埋もれていたら父はきっと喜ぶでしょう。
その机に向かって本を読み、俳句も詠み、日記もこまめにつけ、会計の仕事もしていました。
ただ、子育ての才能はなくて(笑)
アルコールの方に飲まれてしまう人でした。
私のパニック障害の原因の一つは父だと思われます。
許せたのが不思議です。
不思議は神さまからのもので。
父の苦しみも悲しみもなくなり、神さまに涙も拭って貰った父と同じように、
生前は苦しめられた私の心の中の苦しみも悲しみも涙も、過ぎ去ってしまったのです。