一人暮らしと初めての就職は、
思いもよらず、
大きな寂しさと
そして大きなストレスになりました。
就職先の会社には、
お酒が好きで後輩達を連れて
居酒屋へ行くことが好きな
上司がいました。
私は二十歳を越えたばかりで、
その集まりの時に
初めてビールを飲みました。
その感想は、喉がひりひりして
苦く不味い飲み物でした。
でも、周りの雰囲気に合わせるため、
何度かビールを飲んでいるうちに
"喉越しの良さ"を
感じるようになっていきました。
それ以上に
お酒の場は寂しさを
忘れられる場であることも
知りました。
そして一番大きかったのは、
酔うことで病気のつらさを
考える脳が、麻痺すること、
酔えば、病気のつらさに
正面から向き合わなくて済むと
一時しのぎの
間違った認識をしたのです。
それからは、
過食とアルコールの
両方の過剰摂取に陥りました。
アルコールは理性を失います。
過食だけであれば、
自己嫌悪や治したいという気持ちを
認識できブレーキも効きやすいですが、
そこにアルコールが加わると、
確実に正常な判断は失われます。
アルコールを知った私は、
これ以降
過食時にはアルコールも
たくさん飲むように
なってしまいました。
過食や過食嘔吐は
心が出しているサイン
であり、主の病ですが、
アルコールの過剰摂取は
摂食障害から
引き起こされた
副産物です。
だから、過食時の
アルコール摂取は
絶対にするべきはないと
今なら断言できます。
摂食障害だけでも苦しいのに、
副産物であるアルコールの過剰摂取は
身体にも生活にも
支障をきたします。
そして、
さらにひどくなると、
アルコール依存症にも
なりかねません。
抜け出せない苦しみが
何重にも重くなってしまい、
過食の衝動が
アルコール依存をも引き寄せ、
また、
アルコール依存が過食の衝動を
引き寄せ、
悪循環から逃れられなくなります。
摂食障害の方には、
アルコール依存症を
併発している方が
最近増えているそうです。
私は以前に読んだ本で
アルコール依存症の恐ろしさを
知りました。
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以前のブログ⏩
【生まれ変わるまで 尾崎弥生著】を読んで
https://ameblo.jp/chibichan1009/entry-12301263140.html
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幻覚などの恐ろしさを知り、
本当に酷くなる前に、
引き返すことができて、
良かったです。
もし知らずにいれば、
「今日で最後にしよう。」と、
一日また一日と
先伸ばしにしていました。
身体には初期症状とみられる
手足のしびれが出ていたので、
アルコール依存症に
なっていたと思います。
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