香港にお越しいただき、ありがとうございます。

怠ける豚でございます。

 

前回に引き続いて、香港の上環にある店をご紹介したいと思います。

まずは補足してご説明したいところはあります。

中環駅で地下鉄を降りると、この案内板が見えてきます。

 

これを沿ってまっすぐ歩いたら、奥にあるエスカレーターで下のプラットフォームまで降ります。

 

上環は中環からひとつ先の駅なのので、降りることを忘れないように、ご注意ください。

 

前回の店は上環駅のA2出口から出て右に進んだけど、では左側はなにがあるのでしょうか。

それは薬局と上環では沢山ある乾物店です。

 

枠で囲んでいるのは漢方薬の薬局です。

この店の奥に、いくつかの引き出しで構成されたタンスのような物があり、その中にそれぞれの生薬が入っています。

店員たちはそれぞれの引き出しから生薬を取り出し、患者の薬を準備します。

そのタンスと店員たちの働きはなかなか古風なものなので、もしごお時間がおありでしたら、店外からご覧ください。

 

さて、今回ご紹介したい店は前回の孖沙茶チャンテンへのルートの延長線にあります。

マップはこちら。

 

黒い線は上環駅から孖沙茶チャンテンまでのルートで、

赤い線はそこから今回の店までのルートです。

直行したい方々は黒い線と赤い線を合わせ、行かれてくださいませ。

 

行き方は孖沙茶チャンテンから出発し、まっすぐ進み、一つの通りを抜けたら、右に曲がります。

すると、このような街が見えてきます。この方向に沿って、2つの道を渡ります。

下記の写真はひとつの道。

 

これもひとつの道。

 

道端にそれぞれの店が並び、そのなかに長年に渡って経営している店もあります。

写真に写っている茶色の店はデコレーション用品の小売店です。

 

このビルが見えるとき、左に曲がります。

このビルのは一階の肉や野菜などの市場と二階のフードコードで構成されています。

料理の種類も豊富し、個人的は味もなかなかいいと思いますけど、

フードコードへ行くのは、市場である一階のエスカレーターを経由するので、

そこのニオイに私は堪りかねます。ですから、フードコードへ行くたびに、必ず息を止めて忍びます。

チャンスがあれば、そこのフードコードに関する記事を書こうと思いますけど、

今回はスルーさせていただきます。

 

最後にまっすぐ進むだけです。

 

 

これらの屋台みたいなものも小売店のひとつです。

 

 

残念ながら、取材の時はまだオープンしていなかった。

 

 

この車道を渡ったら、今回にご紹介したい店はすぐ目の前に。

 

 

今回の店は「華楽氷室」(わーろっべんさっ)です。

店の正面は少し撮りにくいので、側面から写真を撮りました。

前回の「茶チャンテン」に対して、今回のは「氷室」になりました。

では、「氷室」って一体どんな店でしょうか。

いままで私は料理を提供する茶チャンテンに対し、

氷室のほうがアイスクリームや飲み物を中心に営業する存在だと思います。

ウィキさんで調べたところによると、かつての香港の氷室では、

免許の制限により、加熱調理の食品の提供は不可能だったそうです。

その後、一部の氷室の経営者は料理を提供できるレストラン免許を手に入れたことによって

店も氷室から茶チャンテンに変わりましたが、店名は「氷室」のままで使っています。

ですから、今の「氷室」というのは実際に茶チャンテンです。

 

店内はやや古くて、客が座るエリアと厨房に分けられています。

時折店外の階段にもテーブルを展開して客に使わる場合もあります。

 

私はこの記事の取材のために、この店へ二回足を運ぶました。

一回目は早すぎて、紹介したいランチメニューはまだ提供されなかった。

二回目はようやくランチを注文できました。

 

一回目はこれを注文しました。

まずは、あわび風の螺(つぶ)とハムスライスのマカロニ。

では「あわび風の螺」は何でしょうかね。

それは螺をあわびソースで調味し、あたかもあわびのようなものを味わわせることです。

読み方は「仿鮑魚(ふぉん ばう ゆう)火腿(ふぉとい)糸(しー)通粉(とんふぁん)」

 

それに、ジャムトースト。

 

読み方は「占多(じむどう)」です。

この読み方は英語のJAM TOASTから借りてきたものようですね。

 

飲み物はあったかいオバルチン。

 

ウィキさんによると、オバルチンもかつて日本で発売されていました。

味は少しココアに似てます。

読み方は「おーわーてぃん」。

 

次はランチメニューをご紹介します。

 

 

ジャムトーストの他に、私が注文したものは豚ヒレの焼き肉とケチャップのスパゲッティ炒めでした。

飲み物はアイスレモンティーでした。

このセットは豚ヒレの焼き肉以外は、ステーキかチキンステーキか、または手羽なり豚トロなりに選べます。

スパゲッティの場合はブラックペーパーソースを選択できます。

 

豚ヒレの焼き肉の読み方は「じん(焼き) ついぱー (豚ヒレの焼き肉)」です。

漢字は「豬排(じゅーぱー)」。

基本は「じん(焼き)」を言わなくても構いません。

 

ケチャップのスパゲッティ炒めの読み方は「けーざぷ(ケチャップ) ちゃう(炒め) いいふぁん(スパゲッティ)」です。

漢字は「茄汁(けーざぷ)炒(ちゃう)意粉(いいふぁん)」。

初回にご紹介したブラックペーパーソースの読み方は皆さんまた覚えていますか。

それは「はっじゅうざぷ」と言います。

もしブラックペーパーソースのスパゲッティと注文される場合はどう言いますか。

それは「はっじゅうざぷ(ブラックペーパーソース)ちゃう(炒め) いいふぁん(スパゲッティ)」と言います。

 

豚ヒレの焼き肉には生姜の香りがあって、少し油っぽい感じがします。

スパゲッティはちょうどいい感じで、もちろん、焼き加減はもう少し炒めたほうがいいと思う人もいますね。

値段は約700円ぐらい、今の香港では合理的なレベルですけど、ボリューム感は抜群だと思います。

 

食事のあと、店のあたりで散歩してはいかがですか。

店の周りはいつくかの店舗がありまして、散歩しながら、人々の働きや店舗の商品を見てもいいですね。

 

これは中古品や懐かしいモノの店。

 

 

元気よく働いているおじいちゃんたち。

 

 

 

これらの店舗はたぶん、経営者に最初から購入されたかな、

この商売収益を強調し、しかも店舗の賃料がとても高いこの香港では

きままに存続し続けられます。

 

最後に広東語のおさらいです。

 

単語     意味             読み方

火腿     ハム             ふぉとい

通粉     マカロニ           とんふぁん

占多     ジャムトースト        じむどう

豬                  豚              じゅー

牛      牛(うし)          あう

雞      鶏              がい

排      肉種類とわずのステーキ    ぱー

 

前にも触れましたが、広東語には音読みと訓読みとの概念はありませんので、

簡単に言えば、パズルを組むように、一つの単語のあとにも一つの単語をつければ、

新たな意味は生まれてくるし、読み方も変わりがありません。

 

たとえば、

火腿(ふぉとい)+ 通粉(とんふぁん) ➖▶ ハムのマカロニ(読み方: ふぉといとんふぁん)

豬(じゅー)   + 排(ぱー)     ➖▶ 豚ヒレ肉(読み方: じゅーぱー)

牛(あう)   + 排(ぱー)     ➖▶ ビーフステーキ(読み方: あうぱー)

雞(がい)   + 排(ぱー)     ➖▶ チキンステーキ(読み方: がいぱー)

 

上記の肉に関する言葉は、香港でよく使われますので、予め覚えるとは香港の旅に役に立ちますね。

 

香港にお越しいただき、ありがとうございます。

また上環の続編をご期待くださいませ。

 

追伸:今回の先生のご指摘いただいて、いくつかの誤りを修正しました。

   ありがとうございます。