出版社の面接を受けてきたんです。
「いよいよ最終かな。案外チョロいもんだ」と思っていた矢先、待っていたのは圧迫面接的なものでした。
もう何かにつけ、言葉の意味を質問してくる。
例えば、「ジェンダーとは」とか、「著作物ってどういうもの」という具合に。
答えれば、その歴史とか背景まで質問が及ぶので、「そんなの知るか―!!」と叫びたいくらい。
それはまるで、ここぞとばかりに用意した盾や剣を一瞬にして奪い取られ、次々に防御服をはがされ、拷問を受けているかのようでもありました。
「あなたが勝手にきたのだから、そのくらいの覚悟はあるのだろうな」と言ってなかなか放してくれない相手の隙を探りながら、無能な私は当たらないパンチを繰り返したのであります。
言うまでもなく、残ったのは敗北感だけ。
「何の素養も持ち合わせてなくて申し訳ございません」と、懺悔の気持ちになりました。
あぁ、やはり学生って価値あるものだったんだな。
何も知らないことが前提なのだから。
知識量ではなく、その場の対応力を見ていたことを祈ります。
(対応できてかどうかは、置いといて……)
「いよいよ最終かな。案外チョロいもんだ」と思っていた矢先、待っていたのは圧迫面接的なものでした。
もう何かにつけ、言葉の意味を質問してくる。
例えば、「ジェンダーとは」とか、「著作物ってどういうもの」という具合に。
答えれば、その歴史とか背景まで質問が及ぶので、「そんなの知るか―!!」と叫びたいくらい。
それはまるで、ここぞとばかりに用意した盾や剣を一瞬にして奪い取られ、次々に防御服をはがされ、拷問を受けているかのようでもありました。
「あなたが勝手にきたのだから、そのくらいの覚悟はあるのだろうな」と言ってなかなか放してくれない相手の隙を探りながら、無能な私は当たらないパンチを繰り返したのであります。
言うまでもなく、残ったのは敗北感だけ。
「何の素養も持ち合わせてなくて申し訳ございません」と、懺悔の気持ちになりました。
あぁ、やはり学生って価値あるものだったんだな。
何も知らないことが前提なのだから。
知識量ではなく、その場の対応力を見ていたことを祈ります。
(対応できてかどうかは、置いといて……)
