会社を辞めると決まったとき、実はとても焦りました。
辞めるなんて一言も言ってないのに、「制作をしたい」とズンズン想いを押し続けた結果、たった1時間で退職が決まってしまって。
「制作の仕事をしたい」という想いを汲み取ってくれて、その道を与えてくれるのならばそれはそれで嬉しい。
がしかし、会社員という権利を剥奪されるのはどうなのかと。
とはいえ、「会社は会社で私に配慮してくれているんだ」と思うから責めることもできない。
自分の想いを伝えるのが下手過ぎて、同時に自分がどうしたいのかもわからなくなって、とりあえず「ストップ」と言いたいのだけれど、ストップをかけていいのかすらわからないという状況が進みました。
時がたち、「会社は人件費を削減したかったのか」と気づいたとき、ようやく会社のスピーディーな行動の訳が頭の中でつながりはじめ、怒りすら湧いてきました。
悔しいし、情けないし、惨めだし、寂しいし、かと言ってこの選択が間違いだったかと聞かれると、なんとなく「正しい」ような気がして上手く言えずに。
その想いが妙なバランスでかたまって、心に沈殿してました。
対外的には、「新しいステップを踏み出せて楽しいです」的なことを言っていたのですが、「自分に力があったら、こんなことにはならなかったのかもしれない」という後悔と、こういう状況に追い込んだ会社へ憎しみに似た感情がすら抱いていました。
そんな時だったからこそ、突然の上司からのメールはうれしかった。
それには私へのアドバイスと上司の思い遣りがたっぷりと詰まっていて、ふと気持ちが楽になりました。
今までのわだかまりがじゅわじゅわって消えていく感じ。
最後は嫌な感じで卒業しちゃったけど、素敵な人たちと出会わせてくれたのも会社だし、ここまで成長させてくれたのも会社だし、新しい道へ背中を押してくれたのも会社だし、本当はたくさん感謝しなければいけないんだと、素直に思えるようになってきました。
本当に皆さん、ありがとうございました!
ちゃんと感謝の気持ちを伝えられなかった人がいるので、少しでも思いが届けばいいなと思います。