学校図書館協会がひらいている講座へ行ってきました。

テーマは読み聞かせとブックトーク。


本当はブックトークの話を聞きに行ったのですが、読み聞かせの話が興味深かったのでそちらをメモします。

メモは突然「である」調!!



そもそも「お話」とは文化の根源である。

口伝承文化が強かった頃は、人が語る物語の中に村のしきたりや社会の倫理、思想などが入っており、

それを聞きながら子どもたちは自然とそれらを身に染み込ませていった。


「読み聞かせ」とは、目の前の、息のかかる距離にいる子どもたちに心をこめて本を読み、

読み手と聞き手が一緒につくりあげるお話の世界とその情景のことである。

すごく大きな会場でマイクを使ってやるようなものはまた別のイベントであって、それはそれでテクニックが必要なもの。

そして「読み聞かせ」は表現の学びの場でもある。

自分のことを知っている(信頼関係のある)人の、感情がこもっている、自分だけに向けられる肉声を聞いて感情を体得していく。

また、聞きなれない言葉の入った本を選ぶことで、語彙を増やすきっかけにもなる。

さらには、「人になにかを伝える」という表現方法と姿勢を学ぶ。

(目を見ている、はっきりと大きな声で話している、メモや本ばかりを見ていない等)

“肉声があってこそ言葉はそだつ”とは、それらのことをふまえていえることである。


読み聞かせをすることにおいて、読み手が聞き手と信頼関係を持っていることは大切なことである。

たとえば初対面の人が読み手となる場合はどうしても「ウケる」本を選びがちになるし、

聞き手の集中力も持続しづらい。

その点、信頼関係があると読み手は少し難しい本を選ぶことができる。

それは聞き手も「この人が自分(たち)のために読んでいる」と思い集中するからである。



不思議と前回の谷川さんの講演と話が通じてくるのが不思議なのである。

これはメモじゃない。

言葉って生きてるのであーるー。

それでもって、生きて、飛び跳ねているのである。