「千晃!秀太!今日の放課後修学旅行のいる物買いに行こうや!」

「あー…ごめん!俺行けない(泣)」

「私はいける!」

「じゃあ、2人でいこっか!」

「うん!」

大丈夫。2人で買い物だけど宇野ちゃんはわかってくれるはず。ただの友達だもん。買い物なんて普通だよね。


宇野side
今日はだっちゃんと買い物に行く。千晃まだだっちゃんのこと好きかな…でも大丈夫だよね。幼馴染だもん。


「千晃ー!着いたけど俺お腹すいた!なんか食べよーや!」

「うん!いいよ!」

「これめっちゃ美味しい!千晃いる??」

「いや、いいよ!!」

「え。なに顔赤くなってんの!素直やな!」

「うるさいよー!!真ちゃんからかわないで!」

あれ…なんか真ちゃんといるとすっごく楽しい。こんなに無邪気な真ちゃん初めて見た。

「ごめんごめん!嘘やって!じゃ、買いに行こっか!」

「うん!」

私たちは楽しい時間を過ごした。宇野ちゃんが真ちゃんを好きになったように私も真ちゃんを好きになってしまっていた。

「あれって…與と千晃…??」

「え…ほんとだ…楽しそうだね…」

「大丈夫?実彩子。別の所いく?」

「ううん!大丈夫!」
私も、千晃にいけないことしてるもんね…


「今日はありがとう!すっごく楽しかった!また…一緒に買い物とかしてくれる…?」

「当たり前やん!千晃とならどこでもいけるわ!素直で可愛いしな!(笑)」

「可愛い…?!」

「うん!そうやってすぐ顔赤くするところとかな!」

「もう!!うるさいよ!」

「ごめんごめん!送ってくから!な?許して!」

 「うん…!ありがとう」

今日は本当に楽しかった。ん?宇野ちゃんからLINE??

「ねぇ、千晃って好きな人変わった??」
 
え…どうしてそんなこと聞くんだろう…

「宇野ちゃん?いきなりどしたの?」

「あのね、千晃。今日與君と千晃が仲良く買い物してるの見ちゃったの。正直に言ってほしい。千晃、與君のこと好き?」

こういう時の宇野ちゃんには嘘をついてもばれてしまう。小さい頃からそうだったから私は正直に答えた。

「うん。真ちゃんの事好きになっちゃった…」

「そっか。本当のこと言ってくれてありがとう!これからも幼馴染としてライバルとしてよろしくね?(笑)じゃあまた明日!おやすみ!」


私は宿泊学習で、あんな事が起きるなんてまだ思ってもいなかった…
{304DC6A4-D7E6-4BBD-A083-01880D78B1D0}