先日、上記の本を買いました。

価格:1,620円

発売:エイ出版社

完全保存版 日本が生んだ至宝の仏像を堪能する!
飛鳥時代、大陸から日本に渡ってきた仏像は、「運慶・快慶」の登場によって、その造形美は頂点を究めたとも言われています。量感あふれる堂々とした体軀、玉眼を駆使したリアリティあふれる表情、躍動的で深く刻まれた衣など、それ以前の仏像とは一線を画す表現方法を用いて、鎌倉彫刻を比類なきものにしたのです。そんな運慶と快慶の至宝を、撮り下ろしの写真で紹介した「仏像写真館」を3部構成で展開。特集では「東国と霊験仏師 運慶の仕事」と題し、鎌倉幕府ゆかりの運慶作の美仏を徹底解説します。さらに籔内佐斗司さん、みうらじゅんさん、篠原ともえさんが語る"運慶と快慶の魅力"など、盛りだくさんの内容でお届けします。

〇主な内容
〇籔内佐斗司 ブランドとして見た運慶と快慶
〇仏像写真館<第一部> 運慶と快慶
称名寺光明院の大威徳明王像/石山寺の金剛界大日如来坐像/瀧山寺の聖観音・梵天・帝釈天立像/浄土寺の阿弥陀三尊像
特集 東国と霊験仏師運慶の仕事 文/瀬谷貴之
Scene01 奈良仏師・康慶と東国の武士たち
Scene02 東国・鎌倉幕府と運慶の仕事
Scene03 仏舎利発見! 霊験仏師、運慶誕生
Scene04 運慶の仕事 鎌倉幕府ゆかりの尊像
Scene05 鎌倉で語り継がれる運慶の仏像伝説
〇みうらじゅんが語る 運慶・快慶の魅力
〇運慶と快慶の時代を読み解く 文/正木晃
〇仏像写真館<第二部> 運慶工房と康慶
佛法紹隆寺の不動明王立像/満願寺の聖観音菩薩立像と地蔵菩薩立像/瑞林寺の地蔵菩薩坐像
〇まるわかり慶派 文/瓜生 中
〇篠原ともえが語る 運慶・快慶の魅力
〇仏像写真館<第三部> 快慶
悲田院の宝冠阿弥陀如来坐像/醍醐寺の弥勒菩薩坐像/金剛院の執金剛神立像と深沙大将像/伊豆山神社の菩薩坐像 〇天才仏師 快慶の物語 文/正木 晃
〇運慶・快慶に見る匠の技 談/長谷法寿


なかなか面白い本でした。

いきなり最初に快慶の中期以降のつまらなさを突き付けられました。

何となくもやもやが取れました。

似たような阿弥陀如来様が印象を失っています。

ところで運慶で一番好きなのは円成寺の大日如来様です。

一方、快慶で一番好きなのは浄土寺阿弥陀三尊様です。

私は浄土寺阿弥陀三尊様の方が好きです。