今年もこの時期になりました。

第51回「京の冬の旅」のテーマは「大政奉還150年記念」。
武家政権の終焉であり、日本の近代国家への転換期となった歴史的な出来事の舞台は、京都でした。幕末ゆかりの寺院を中心に、初公開の寺院など14ヶ所で、通常非公開の文化財が期間限定で特別公開されます。

幕末・大政奉還…幕末・大政奉還ゆかりの公開箇所

ご案内つき…各公開箇所ではガイドによるご案内も行っています。



2017年1月7日(土)~3月18日(土)
※一部公開期間が異なります。詳しくは各公開箇所欄をご覧ください。

※法要や悪天候等、都合により拝観できない日や時間帯が生じる場合があります。
 

公開時間
10:00~16:00(受付終了)
※高台寺は9:00~17:00(受付終了)、東寺五重塔は9:00~、妙法院は~15:30(受付終了)、
 知恩院 大方丈・小方丈・方丈庭園は~15:40(受付終了) 



対象箇所一覧


【洛東エリア】


金戒光明寺

金戒光明寺 西翁院


聖護院

知恩院 大方丈・小方丈・方丈庭園


建仁寺 久昌院


西福寺


高台寺

妙法院
 
【洛中エリア】


壬生寺 本堂・狂言堂


島原 角屋
 
【洛西エリア】


妙心寺 大庫裏・経蔵


妙心寺 大雄院


妙心寺 養徳院
 
【洛南エリア】


東寺 五重塔


仏像ファンとしては金戒光明寺、聖護院、妙法院、壬生寺が気になります。


得に壬生寺の特別公開の本堂では、美しい截金(きりかね)文様が見事な、現存最古級の地蔵菩薩立像(重文)のほか、奈良・唐招提寺に伝わる国宝・鑑真和上坐像の「お身代わり像」も初公開されます。


また「大念佛堂(狂言堂)」(重文)では、能舞台にはない「飛び込み」「獣台(けものだい)」など特異な構造や、壬生狂言の衣装や小道具、面も公開されます。


行きたいですね。