岐阜県にあります願興寺の薬師如来様は12年に1日、4月第1日曜日に御開帳です。
ところが、こんな記事を見つけました。
願興寺改修へ“秘策” 国重文秘仏、11月から特別開帳
岐阜県可児郡御嵩町御嵩にある天台宗の古寺、大寺山願興寺が、11月21日から12月4日まで、秘仏の本尊・薬師如来座像のご開帳を実施する。
これまでは12年に1度、子(ね)年に1日だけ行ってきたが、老朽化した本堂の改修に向け知名度向上を図ろうと特別に実施。
貴重な文化財を所蔵する寺としてアピールし、寄付金を募る。
同寺は創建1200年の歴史があり、本尊を含む仏像24体が国の重要文化財。
しかし檀家(だんか)は8軒しかなく、収入は少ない。
本堂の改修費用は概算で10億円がかかる見通しで、大きな負担となる。
ご開帳に向け、11日には同町御嵩の中山道みたけ館で、ご開帳の期間中に拝観者の対応をするボランティアの説明員向けの研修会を行った。
集まった町民ら30人に、寺の歴史や仏像を説明した。
拝観者数は通常の年は年間200人程度だが、ご開帳では期間中だけで1500人を見込む。
拝観料は通常通り500円。
小川文甫住職(70)は「今までご先祖さまたちが1200年間守り通してきた。
今後もずっと残していきたい」と話していた。
今年、子年ではありませんでしたが開創1200年の御開帳がありました。
見逃された方はぜひいらして下さい。
たくさんの天台宗系の仏様がいらっしゃいます。
しかし、平年は1日1人も拝観者がいないのですね・・・・