弘明寺のあとは金沢文庫に向かいました。

日向薬師展が開催されています。

1階では近くの龍華寺の脱活乾漆造の菩薩坐像が展示されています。

天平時代に作られた像で、関東でも最古の仏像の1つだと思います。




どのような経緯でこのお寺にいらしたのか謎です。

近年までバラバラの状態でしたが、復元されて、最近ではよく金沢文庫でお見かけします。

2階に行くとお目当ての薬師三尊様がいらっしゃいました。





このチラシは町内あちこちに貼られていました。

町内では有名人になったことでしょう。
向かって右の日光菩薩様は墨で描かれた瓔珞がはっきりと見えます。

逆に月光菩薩様は瓔珞は見えませんが髭ははっきりと見えます。

前回の記事で書いた弘明寺の十一面観音様の作られた当時の姿が想像できます。

御開帳でははっきりと瓔珞は見えません。

この機会に是非とも金沢文庫にいらしてはいかがでしょうか?

でも2015年6月13日までの開催です。

急いで下さい。

何回か書いていますが、是非ともお寺にも行って下さい。

金沢文庫の展覧会での収蔵庫にいらっしゃる他の仏様の写真を見れば行きたくなると思いますが。