こんな文化財の特別公開を見つけました。



京丹後市には一般的にはまだ知られていない優れた文化財がたくさんあります。
今回、市制10周年を記念して、普段は見ることのできない文化財を特別に公開します。この機会にぜひご覧ください。いずれも拝観無料です。




第1日目:平成26年10月4日(土曜日)午前10時から午後4時


①本願寺

(京丹後市久美浜町1番地)
本願寺は行基創建を伝える浄土宗の古刹です。今回、重要文化財の本堂内部を公開し、本尊阿弥陀如来立像(府指定)も見学することができます。また、祖師堂内にて当麻曼荼羅図(府指定)を公開します。本図は非常に大きな掛軸のため普段なかなか見学することはできませんので、ぜひご覧ください。


本願寺本堂(重文)

午前10時から市職員による解説



②円頓寺

(京丹後市久美浜町円頓寺727番地)
円頓寺は麻呂子親王七仏薬師伝承を持つ寺院の一つです。重要文化財に指定されている薬師三尊像は平安時代の作。収蔵庫内で見学することができます。このほかにも、経塚からの出土品などを見学することができます。また、集落内に仁王門があります。門の中には鎌倉時代の金剛力士像が安置されています。こちらも忘れずにご覧ください。


薬師三尊像(重文)

午後1時から市職員による解説



③宗雲寺

(京丹後市久美浜町1268番地)
宗雲寺には中興開山である玄圃霊三に関する資料が多数残されています。玄圃霊三は南禅寺の住職も務めた高僧で久美浜城主松井康之の叔父にあたります。関連資料のほか庭園も公開します。


玄圃霊三像(府指定)

午後3時から市職員による解説





第2日目:平成26年10月5日(日曜日)午前10時から午後4時



①網野神社

(京丹後市網野町網野789番地)
網野神社本殿は大正11年に建立されたものです。拝殿は昭和2年の丹後震災により倒壊し、4年に建て直されました。社務所では網野神社の建物の歴史を伝える棟札を展示します。


網野神社拝殿(国登録)

午前10時から市職員による解説



②大宮売神社

(京丹後市大宮町周枳1020番地)
大宮売神社では社務所内にある展示室を公開します。鎌倉時代の扁額のほか境内から出土した土器などを展示します。今回特別公開に合わせ、京都府立大学生たちによって展示がリニューアルされます。当日は学生による展示解説も予定しています。


石灯籠(重文)

午前11時と午後3時から京都府立大学生による解説



③慶徳院

(京丹後市峰山町五箇1792番地)
慶徳院は本堂に長沢蘆洲の描いた障壁画44面が残されています。長沢芦洲は、円山派の奇才長沢芦雪の義子で、文化・文政期の京都画壇で活躍した画家です。虎や鶴、山水図など迫力ある大画面を堪能してください。


障壁画(府登録)

午後2時から市職員による解説








1日目だけでも良いので行きたいです。






この円頓寺の薬師三尊だけでもお会いしたいです。


でも京丹後市は相当遠いので無理でしょう。


あと、2週間前に開催されていれば行くことができたのにと残念な気持ちでいっぱいです。