今日は仕事の帰りにヅラ替えをしました。

ヅラ替え師の人が「いつも通りの長さのヅラにしますか?」と言われたので、「いつも通りにして下さい。」と答えました。

このヅラ屋さんとは14年のお付き合いです。

結婚して1年半近く住んでいた場所に近いヅラ屋さんです。

引っ越ししても以前の職場では帰り道でした。

今の職場になってからは別途運賃を払わないと行けません。

でもヅラ屋さんを替えるのには勇気が必要で、5年以上、運賃を払って通っています。

そして14年間、ずっと同じ会話で始まっています。

ところがヅラ替え師の人が「いつもより短めのヅラにしませんか?」と言ってきました。

私も実はその言葉を待っていました。

本当は自分から言ってみたかったのですが、シャイなあん畜生な私には言えませんでした。

「ぜひお願いします。」と頼みました。

そのお陰でいつもより10分くらい余計に時間がかかりました。

仕上がったヅラは思っていたよりもさらに短かったです。

「これでは頭皮のように見える部分が丸見えになってしまうではないですか?」と言うと「そこがヅラっぽく見えないヅラのポイントです。」と言われました。

なるほど!ヅラにはない臨場感です。

でも下りエスカレーターの後ろの人の視線が気になってしまいます。