仏友のkurataidさんからの情報です。
◆三徳山秘仏特別公開と結縁参拝
三徳山は慶雲3年(706)に役小角(えんのおづぬ)により修験道の行場として開山されました。
その後、嘉祥2年(849)に慈覚大師円仁により釈迦・阿弥陀・大日の三尊仏を安置され、三佛寺と号すようになりました。
本年は、慈覚大師の1150遠忌にあたることと、三朝温泉が開湯され850年と三徳山が国立公園に指定されたという稀有なる御縁年となります。
それらを記念しまして、三徳山の秘仏特別公開並びに結縁参拝 (けちえんさんぱい)を行います。
■秘仏「阿弥陀如来像」公開
開催期間:平成26年7月18日(金)~平成26年10月18日(土)
開催場所:三徳山三佛寺本堂(鳥取県東伯郡三朝町三徳1010)
◇内容
7月18日、本堂に於いて開扉法要を行い、慈覚大師により安置された三佛寺の名前の由来である、秘仏の『阿弥陀如来、釈迦如来、大日如来』を公開し特別拝観を行う。特に阿弥陀如来立像は平安時代の作であり、柔らかな尊顔に均等の取れた御姿。平成23年に三徳山開山1300年祭結願法要に於いて初めて公開された御仏像。〈県指定保護文化財〉
■国 重要文化財「十一面観音像」公開
開催期間:平成26年10月26日(日)~平成27年1月18日(日)
開催場所:三徳山三佛寺本堂(鳥取県東伯郡三朝町三徳1010)
◇内容
10月26日、三徳山の秋の大祭「炎の祭典」に於いて、慈覚大師により山上にある観音堂へ安置された『十一面観音立像』を三佛寺本堂へお迎えし、中国観音霊場33周年記念事業である、鳥取県内寺院合同法要を行う。慈覚大師の作と伝わり温雅で調和のとれた姿態は、平安仏の特徴をよく表している。〈国指定重要文化財〉
御仏像は公開時、その御手に五色の紐(結縁紐)を結び、直接その紐を手にとっていただき仏様との縁を結んでいただく『結縁参拝』をしていただけます。
拝観したいのは山々ですが、さすがに鳥取は関東の人間にとって遠いです。
三徳山開山1300年祭結願法要には行って、阿弥陀様は拝観しているので今回は見送らせていただきます。