神童寺までの道はたまに車が通りますが、人の気配は無い道です。

しばらく道なりに歩くと、飛び出し坊やを見つけたところで右方向です。













町内会の掲示板には南山城の古寺巡礼展のポスターが貼ってあります。


このような素晴らしい仏様をずっと守ってきた南山城の方々は、たとえガイドブックなあまり載らなくとも誇りに思っていらっしゃると思います。


昔から応援していました地域なので、今回の展覧会を機に素晴らしいお寺を訪ねるきっかけになってくれると嬉しいです。


やがて神童寺に着きました。

拝観は9時からです。

8時半に着いたので、更に奥へと歩きました。

神社がありました。


天神神社と言うそうです。












神童寺に行って時間のある方は訪ねてみて下さい。






レターパックなど入らないポストがありました。


ここにもポスターが貼ってあります。

神童寺は去年に訪ねてお休みだった苦い思い出があります。

今年、霊宝館が改修されて暫く中にいらっしゃる仏様にお会いできなくなるとの情報をOさんから戴いたのでその前にと思いました。


11月に初めにも2泊3日で行く予定でした。


8月から夜行バスやホテルを予約していました。


仕事や母の病気で日帰りに変更したため訪ねることができませんでした。


今回が3度目の正直です。



まだ9時まで10分近くありました。







境内を散策して、さあ9時になったので寺務所に向かった矢先にこんな張り紙を見つけました。






もう収蔵庫から6体もの仏様が運び出されてしまったようです。


三度目の正直が二度あることは三度あるになってしまいました。


拝観を申し出ますと「重文の仏様はいらっしゃいませんけどよろしいですか?」と言われました。


「せっかく歩いて来たのですから本堂だけでもお参り致します。」と答えました。


400円の拝観料を納めて本堂に行きました。


蔵王権現様やたぶん千手観音様であったであろう、手や化仏を失っている観音様がいらっしゃいました。


帰りに預けた御朱印帳を戴きました。





今年3月に来たときにお休みだった話をしました。


甥ごさんの結婚式だったようです。


本当にめったにないお休みに出くわせてしまったようです。


収蔵庫が再開したときにまた伺いますと顔は笑顔で心は泣きながら神童寺をあとにしました。





行きに見た飛び出し坊やの裏側です。


私の気持ちにピッタリです。