新薬師寺で小さな御朱らーに驚いたあとは福智院に向かいました。
自分の勘を頼りに歩いたら一つ通りを間違えてしまったようです。
目の前に「頭塔公開中」の看板を見つけました。
頭塔は期間が限定されていますし、少し道を戻るのが癪なので、頭塔に行くことにしました。
福智院は後日お参りに行くことにします。
以前訪ねたときには麦茶を戴き、奈良博の入館券まで戴いたのにごめんなさい。
丈六のお地蔵様はきっと許して下さるでしょう。
さて、ホテルの横から頭塔に入りました。
前回来たときにとても熱心な長い説明を聞いています。
時間がないので係の方と微妙な距離を置いて、他の人に説明しているのを耳をそばだてて聞いていました。
記録によると奈良時代の僧、実忠によって造営されたと言われています。
そこでは土塔と呼ばれていました。
一方では玄昉の首塚である、という伝承もある。
玄昉首塚説との関連で、「頭塔」という漢字に変化したと考えられています。
ここは近くに寄れないため双眼鏡があれば良かったのですが、大阪のホテルに置いてきてしまいました。
残念です。
陽のあたる時間帯を考えてくるとベストだと思います。
すぐ後ろが民家でした。
そして奈良公園に向かいました。
藤がきれいに咲いていました。