さて、前回紹介した「くるり 丹波 篠山」で気になったお寺があったので訪ねました。


篠山市にある弘誓寺(ぐせいじ)です。


「うどかんのん」「宇土の観音さん」として親しまれているお寺で、法道仙人によって開かれたお寺です。


法道仙人は鉄の宝鉢を持っていたことから、空鉢(くはつ-)、空鉢仙人(からはちせんにん)とも呼ばれ、6-7世紀頃、中国・朝鮮半島を経由して、日本へと渡ってきたとされています。


播磨国一帯の山岳寺院の開山・開基としてあらゆるお寺に関わっています。


播磨地域の西国33観音の多くは法道仙人伝説が残っています。



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ガイドブックに多宝塔があると書いたあったので訪ねました。


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本堂の裏に西国33観音巡りがありました。



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発願しました。




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結願しました。



本堂の方に戻ってくると、お子さん2人を連れた若いパパがいて、挨拶してくれました。


何でも本堂の裏の山上の建物が気になって登りに来たそうです。


とてもお子さんたちを可愛がっていて、ほほえましかったです。


地元の方のようで私が東京から来たと話すと、何でこんなところにわざわざ来たのか?と驚かれてしまいました。


寺務所で御朱印を頼むと、御住職が外出中で書置きになってしまうと言われました。


それでも構わないと話しているときに御住職が帰ってこられました。


お疲れのところに墨書して下さいました。



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33観音巡りと若いパパさんと話していなかったら、御朱印帳には直書きされなかったでしょう。


不思議な縁です。