6月6日も松尾寺で午後3時近くになってしまいました。
ここで4時半まで開いている秋篠寺に行こうと思いました。
少しだけ時間があるので、その前に生駒山宝山寺に行こうと思いました。
カーナビをセットして、第二阪奈道路に入って、案内されたICで降りようとしたら通り過ぎてしまいました。
生駒山の長いトンネルを抜けて石切ICまで出てしまいました。
もうそこは大阪府東大阪市です。
泣きたくなりました。
でも、泣いてばかりはいられません。
さっそく、御朱印入門を開いて、役業者霊蹟のお寺を探しました。
たしかこの近くにあったはずです。
千手寺というお寺をターゲットにしました。
石切駅を通り過ぎて坂道をどんどん上がっていきます。
看板が見えたので右折しました。
右にハンドルを切ったと同時に「この先道幅狭く、車両は入れません」との別の看板が見えました。
とりあえず突進しました。
普通の車ですとこすってしまうような道です。
クランクもあります。
目の前にお寺が見えました。
「やったー」と思っているとお寺の手前で車両通行止めの行き止まりです。
行き止まりなので、駐車しても迷惑ではないだろうとそのまま車を降りました。
千手寺(せんじゅうじ)は、白鳳時代に役行者によって開創され、平安初期に焼失したのを、在原業平(ありわらのなりひら)によって復興されたと伝説する寺院です。
役行者霊蹟の札所でなければ来なかったであろう小さなお寺でした。
でも、ガイドブックに載らないこのようなお寺はなかなか入りづらいものなので、良かったと思っています。
帰りは50mの坂道をずっとバックしながら戻りました。
借りた軽自動車でなければ無理だったと思います。
役行者様のご加護だと思いました。
神変=神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)=役行者様の諡号です