土曜日はいつものように中途半端に仕事を終えて寛永寺に行きました。
特別参拝を申し込んでいたからです。
拝観料として1000円以上を納めて下さいとの話でした。
朝家を出るときに財布の中に2000円しか入っていなかったので郵便局で6時過ぎにお金を引き出しました。
先週はATMに行く時間が無かったのでやっと財布の中身が増えました。
寛永寺に着いて、受付をして1000円をむき出しにして納めました。
カバンの中にポチ袋が入っていたのでそれに入れてからお渡ししようと考えていました。
境内でポチ袋にいれようとしてカバンを開けたら「お年玉」と書かれていました…
根本中堂に入って拝観料と引き換えに袋とうちわを戴きました。
受付で戴いた袋の中には寛永寺を紹介した冊子、特別参拝のしおり、般若心経、散華が入っていました。
1000円を納めましたがこれなら高いとは感じませんでした。
特別参拝のしおり
中は清水観音堂や弁天堂まで案内されています。
また御朱印帳を渡しました。
法話が始まるのを座って待っていると仕上がった御朱印を若い僧侶の方がわざわざ持ってきてくれました。
娘の名前が書いてあります。
しかも敬称までついています。
こういうときに300円ピッタリ渡さないとお釣りが出ないケースがあるので、御朱印帳をお持ちの方は常に小銭を用意しておきましょう。
私の小銭入れの中には常に3000円以上は入っています。
本体の財布の中身よりも多いです…
やがて塔頭寺院のご住職が入って来られました。
まずは参拝者全員で般若心経を唱和します。
般若心経に入る前に参拝者全員の名前を読み上げて祈願して下さいました。
でも私の名前が読み間違えられてしまいました・・・・
般若心経を終えてから寛永寺の歴史についてご住職のお話がありました。
昔は東京ドーム25個以上の敷地があり、当初は江戸城の鬼門の位置で国家を守る祈祷寺院でしたが、途中で徳川家の菩提寺を兼ねるようになった話などを伺いました。
大部分の敷地が公園、美術館、動物園に変わってしまいました。
明治政府に相当に懲らしめられた気がします。
根本中堂を出て御住職のお話がありました。
扁額は当初の根本中堂のものなのでいまのお堂と比較すると大きすぎることなどのはなしがありました。
お堂から出て、徳川家の墓所に向かいました。
ふだん非公開です。
写真撮影も厳禁です。
まずは綱吉公のお墓を拝観しました。
銅でできた立派な宝塔造りです。
次は吉宗公のお墓です。
同じような宝塔造りですが、こちらは石造です。
倹約家の吉宗公らしいお墓です。
家定公のお墓は他のお墓と少し違います。
隣に仲良く奥様のお墓があります。
奥様はご存知天璋院篤姫様です。
明治時代に亡くなったので、将軍様のお墓と言う考えも変わったのだと説明がありました。
特別参拝の日程は寛永寺のHPに出ています。
ご都合に合わせて是非とも拝観されることをお勧めします。
この奥に徳川家のお墓があります。












