6月1日から15日まで特別公開です。
ふだんは無住のようです。
こんなところにお寺があるのか?という道を上っていきました。
東明寺は天武天皇の第三王子であると舎人親王の開創であると伝えられている古いお寺です。
686年に造営が始まり、翌年に完成したそうです。
こんな石垣の横を通ります。
歩きにくい階段です。
雨の日は要注意です。
本堂に着きました。
中に入ると若い住職さんが座っていました。
「車で来られましたか?」と聞かれ「はい」と答えると拝観料の他に駐車場代300円加算されました。
ちなみにこの時期だけかも知れないですが、駐車場には大量の蝶々(蛾?)がいます。
何千羽単位でいますので、虫嫌いの方は避けたほうがよろしいかと思います。
本堂中心には薬師如来様がいらっしゃいます。
平安時代の作です。
衣文の線が鋭いです。
光背が板光背で室生寺金堂の仏像群を思い浮かべます。
色が落ちてしまっているのが残念です。
向かって右手に毘沙門天様、左手に吉祥天様がいらっしゃいます。
いずれも平安時代の作です。
このような山間のお寺に素晴らしい仏様が残っているとは素晴らしいです。
奈良は奥が深いです。
帰りに御朱印を戴きました。
受付に寺宝として雷様のおへそがありました。
高木ブーさんを思い出しました。