唐招提寺の次は大安寺に行きました。
「だいあんじ」と濁点がつきます。
大安寺は周囲に見どころがなく、いつも後回しになってしまいます。
今回は仏像ではなく、授与品を目当てに行きました。
まずは本堂に上がりました。
お厨子の中に御簾越しに何となく十一面観音様が見える気がします。
お参りして護摩祈願をして御朱印を戴きました。
大和秀麗八十八観音巡礼の御朱印用紙を持っていきましたが、御開帳ではなかったので普通の御朱印帳に戴きました。
南無仏とはお寺にいらっしゃる、またはこの世にいらっしゃる全ての仏様なのでしょうか?
十一面観音様は毎年10月1日~11月30日に御開帳です。
次に宝物殿に行きました。
私がナンちゃんに似ているといつも言っている楊柳観音様です。
実物にお会いするとそうでもない気がしました。
不空羂索観音様です。
奈良時代に流行して、東大寺法華堂や広隆寺などに作例がありますが、平安時代になると急に像例がなくなってしまうように感じます。
鎌倉時代に興福寺南円堂や千本釈迦堂の六観音で復活された観音様です。
いいお顔をされています。
人間に近いような顔をされている気がします。
唐招提寺に続いて奈良時代の仏様をたくさん拝観しました。
なんだか20年以上前の原点に帰った気がします。
その他四天王様がいました。
年代も違う四天王と紹介されていましたが、そのうち3体は多聞天(毘沙門天)様のような気がしました。
本堂裏の嘶堂です。
中には馬頭観音様がいらっしゃるはずですが、御開帳が3月1日~3月31日なのでお会いできませんでした。
大安寺を出てから近くの元石清水八幡宮に行きました。
無住で工事中という寂しい結果に終わりました。










