浄智寺を出てもまだ20分ほど時間はあります。
建長寺の入り口で座って休みました。
すぐそばの自販機でこんなものを見つけました。
ところが出てきたものはこんなものでした。
何も面白くありません。
わかっていたら絶対に買わない飲み物です。
別に安くもないし。
騙されました。
メガネをかけて万歳しているイラストにむかつきました。
そして目的地の長寿寺に着きました。
いかにも禅宗的な前庭でした。
300円の拝観料をお賽銭箱に入れてパンフレットを戴きました。
玄関を入るとご住職自らのお迎えです。
3種類あるポストカードを指して「お好きなものを1枚お取り下さい」とのことです。
安い拝観料でポストカードも戴けるなんて、とても拝観者の気持ちがわかるお寺です。
今まで非公開でした。
公開に踏み切るにあたっては、どのように拝観するのがいいのかとても考えられたと思います。
ですから、アチコチに「静かにお参り下さい」の貼り紙が貼ってあります。
騒ぐ団体さんには来てほしくないのでしょう。
ご本尊様の前で焼香して、手を合わせてから拝観をするなど身の引き締まる思いになります。
またお庭が見えるところには緋毛氈が敷いてあり、「心ゆくまでゆっくりと眺めて下さい」との貼り紙がありました。
本当に心遣いがあるお寺だと思いました。
鎌倉にいて、京都の小さな禅寺に来たのかと錯覚するような気持ちになりました。
御朱印もありました。
御朱印を戴き、お堂を出て順路に従います。
あまり他人には教えたくないお寺でしたが紹介してしまいました。
長寿寺の拝観は季節限定、曜日限定(金・土・日曜日の晴天日のみ 10時~15時)ですので、予め確かめてから行かれるといいです。
また、撮影目的での拝観はお断りだそうです。
立ち止まって三脚などは止めたほうがよろしいかと思います。
噂によるとマナーが悪い人は大変キツく注意されるようです。
ごく当たり前な態度で拝観すれば、これほど静かでいいお寺はないかと思います。
拝観できるときには円覚寺から建長寺に向かうバス通りにこのような看板が立っています。
この看板が見えたら是非とも静かな気持ちで拝観して下さい。