土曜日に中途半端に仕事を終わらせて東京国立博物館に行きました。
大神社展が日曜日までなのです。
これで3回目です。
1回目に行くときに前売券を自宅に忘れて当日券で入館しました。
2回目はブログで紹介することを条件に無料で入館しました。
そして当初使うはずでした前売券が余ってしまい、もったいなかったので行くことにいました。
構内に入ってから平成館に真っ直ぐには向かわず、法隆寺館に向かいました。
法隆寺館の手前を右に曲がりました。
先日、Gさんがご紹介されていた十輪寺宝蔵があります。
明治15年に移築されたそうです。
今まで気づきませんでした。
Gさん、ありがとうございます。
十輪院は奈良町にあります。
月曜日が定休日で石造のお地蔵様が有名です。
何気に本堂が国宝なのには驚きますが。
さて3度目の大神社展です。
前期に2回行きましたが、展示替えの後期は初めてです。
熱田神宮や厳島神社、鶴岡八幡宮の宝物が入れ替えで来ていました。
厳島神社の神宝が精巧な作りでとても良かったと思いました。
どれも小さめにできていて、厳島神社にしか行ったことがない人は「神様は意外に小さいな」と思ってしまうことでしょう。
北野天神縁起絵巻や後鳥羽天皇宸翰御手印置文など後期に展示されたものの方が面白かったような気がします。
ただ前期の七支刀1本には太刀打ちできない気がします(山田く~ん、もぐじさんに座布団1枚)。
七支刀の展示が1週間伸びたときに行かれた方後期と重なってラッキーです。
最後に神像を見てから展覧会にお別れをしました。
神像は仏像以上に表現が自由なのが面白いですが、また破綻の可能性もそれだけ高いと思いました。
本来、見えない場所にいらっして、見られないことを前提にしているので、あまり関係ないかも知れませんが・・・
はたして特別内覧会での私のブログを見て、行かれた方はいらっしゃるのでしょうか?
仏像の展覧会の時には是非とも会期前に優先的に呼んでほしいものです。
帰り道で鶯谷駅で待っていると昔懐かしい塗装の山手線に出会いました。
大学時代は毎日お世話になっていたので、とても懐かしく思いました。


