昨日、ハローワークに行ってきました。

失業したわけではないのでご安心ください。

退職した方々の雇用保険の喪失手続き、定年後に働いていらっしゃる方々の給付金手続き、育児休業中の方々の給付金手続きです。

喪失手続きをしていないと次の職場での加入手続きはできません。

本人や次の職場の担当者から「早く手続きしてくれ」との督促の電話を2件貰いました。

今までの仕事に加えて社会保険関係の仕事もすることになってしまったので時間が無いと言いたいのですが、こちらの勝手な事情なので平謝りしています。

ところで給付金関係は申請期間が完全に決まっています。

それを過ぎると一切受け取れません。


職員の方に大迷惑がかかってしまいます。

それが今日でした。

書類に不備があると期限が過ぎてしまうので、今日を予備日として昨日ハローワークに行きました。

喪失手続きだけで10件、給付金関係で12件ほどありました。

他社の分も代わりに手続きしているのでこんな数になります。

書類作成のために一昨日は11時まで仕事でした…

受理が終わるまで1時間半ほどかかりました。

待ち時間は先日紹介した「古仏微笑」という題名の本を読みました。

本を読みながら、御開帳時期などの後日役に立つ情報を紙に書き出しました。

左側の仏像の写真を見ながら紙にボールペンを走らせているなんて端から見ると危ない人です。

やがて全部の書類を返して貰ったときに質問をしました。

質問するのは苦手なのですが、自分のことではなく職員のことなので、恥ずかしがってはいけません。

4月からこの手続きの担当になってわからないことを2つ聞きました。

すると丁寧に教えてくれました。

そして「毎回忘れずに持って行って」と前任者から言われたカードについて教えてくれました。

このカードはキチンと書類を提出している事業所が持てるカードで信頼でたくさんの添付書類が省略できる魔法のカードのようでした。


前任者の方はキチンとしていたので貰えたのでしょう。


今後、添付書類の省略で何時間かは仕事が短縮できます。


苦手な質問をしたお陰で仕事時間が減りました。


30年前にことわざが好きな小学校の先生から「聞くは一時(いっとき)の恥、聞かぬは一生の恥」と教えられたことを思い出しました。



その先生の好きなことわざで「駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人」というのがあります。


最近、駕籠に乗る人が草鞋を作る人のことを忘れている気がします。


駕籠に乗る人が同じく駕籠に乗る人の方ばかりしか見ていない気がします。