日曜日に群馬県に行ってきました。
朝5時前の始発電車で新宿駅まで出て、山手線で池袋、埼京線で赤羽、高崎線で高崎までという乗換もハードでした。
高崎駅に8時前に着いて、予約していたレンタカーに乗り込みました。
乗り始めてブレーキを踏むたびにキュルキュルと音がします。
嫌だなと思っていましたが、10分ほどで解消しました。
きっと、きちんと整備したので音が出たのだと前向き(嫌いな言葉ですが)に考えました。
地図の訪ねようと思っていた場所に○をつけていただけで、順番はあまり考えていませんでした。
高崎駅から一番近い○は坂東33観音の長谷寺でした。
「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」と読みます。
白岩観音と呼ばれているので「はせでら」だろうと「ちょうこくじ」だろうとあまり関係なのかも知れません。
創建年代等については不詳であり、勅願により徳道によって創建されたとも、行基が十一面観音を刻んだとも伝えられています。
そして最澄や空海がこの寺を訪れたとも伝えられる。
その後、源氏をはじめ新田氏・上杉氏などの信仰を得ています。
古くから修験道の寺であったが、明治に入り一時天台宗に属することとなり、戦後現在の金峯山 修験本宗となりました。
まずは本堂をお参りしました。
(写真を撮り忘れたので高崎のHPより・本当は誰もいませんでした)
拝観料を払えば本堂内に入ることが出来ます。
拝観時間は8時半からで、ちょうどの時間に着きましたが、納経所のシャッターは全開になっていませんでした。
間隔をおいて「ごめんください」を3回ほど言って、ようやく御住職が出てこられました。
そして御朱印を戴きました。
仕上がるのに20秒かかりませんでした。
ギネスに申請してもいいかも知れません。
修験のお寺なので役行者様の御朱印も戴きました。
そして拝観料を納め、お堂入りました。
御本尊様は十一面観音様です。
ふだんはお厨子の中に入っています。
その代わりにお前立ちの観音様がいらっしゃいます。
その鎌倉時代に作られた観音様がとても良いのです。
右足の踏み出そうとする感じが惚れ惚れします。
ご住職は「終わったら扉を閉めて下さい」と言ったきりで、私一人しか居なかったのですが、写真を撮るのはアンフェアだと思い止めておきました。
追加の画像です。
(群馬県生涯学習センターのHPにお前立ち様の画像を見つけました。)
(同じく群馬県生涯学習センターのHPにご本尊様の画像を見つけました。)
とにかく拝観料を納めればいつでも拝観できます。
是非いらして下さい。
鄙びた感じのいいお寺です。
後ほど伺う札所とのギャップに驚きましたが・・・