奈良国立博物館の次回特別展のご案内です。
先日戴いたパンフレットには出品目録が出ていませんでした。
一部がわかりましたので紹介します。
会 期 平成25年7月20日(土)~9月16日(月・祝)
会 場 奈良国立博物館 東新館・西新館北
休館日 毎週月曜日
※ただし8月12日(月)、9月16日(月)は開館
開館時間 午前9時30分~午後6時
※入館は閉館の30分前まで
※なら燈花会の期間[8月6日(火)~14日(水)]および毎週金曜日は午後7時まで開館
仏像には色々な種類がありますが、普通の人間とは異なる、どこか超越的なすがたをしています。たとえば、独特の髪形や服の形、顔や手がたくさんあるもの、そして優しい顔や厳しい顔、恐ろしい鬼のような形相の仏像もあります。体の色が金色であったり、衣服に華麗な文様があらわされていたり、豪華な台座にすわったきらびやかな仏像もあります。
この展覧会は、絵画や彫刻であらわされた仏像の「かたち」に注目しながら、仏像の持つ意味や、魅力の源をたどっていくものです。展示では仏像のすがたや、部分の形、素材などの外見的なところから、仏像制作の由来、仏像のもつ霊験、さらには、仏像のいる世界を紹介し、仏像とは何かを改めて考えていただくものです。
本展を通じて、多くの方がより仏像に対して関心を高め、仏像にこめた先人たちの思いと、その芸術性の深さに思いをはせていただければ幸いです。
国宝 薬師如来立像 [やくしにょらいりゅうぞう]奈良・元興寺
平安時代(9世紀)
重文 馬頭観音菩薩立像 [ばとうかんのんぼさつりゅうぞう] 京都・浄瑠璃寺
鎌倉時代 仁治2年(1241)
国宝 阿弥陀如来像(阿弥陀三尊及童子像のうち) [あみだにょらいぞう(あみださんぞんおよびどうじぞう)] 奈良・法華寺
平安~鎌倉時代(12~13世紀)
※会期中、展示替えがあります
重文 四天王立像 四躯 [してんのうりゅうぞう] 京都・海住山寺
鎌倉時代(13世紀)
弥勒菩薩立像 [みろくぼさつりゅうぞう]
奈良・林小路町自治会
鎌倉時代(13世紀)
国宝 十一面観音像 [じゅういちめんかんのんぞう] 奈良国立博物館
平安時代(12世紀)
※会期中、展示替えがあります
感応使者立像(走り大黒) [かんのうししゃりゅうぞう(はしりだくこく)] 奈良国立博物館
鎌倉時代(13世紀)
重文 釈迦如来坐像 [しゃかにょらいざぞう]
奈良・東大寺
鎌倉時代 嘉禄元年(1225)
重文 愛染明王坐像 [あいぜんみょうおうざぞう]奈良国立博物館
鎌倉時代 建長8年(1256)
国宝 天寿国繍帳 [てんじゅこくしゅうちょう]
奈良・中宮寺
飛鳥時代 (7世紀)
※会期中、展示替えがあります
国宝 両界曼荼羅(子島曼荼羅)金剛界 [りょうかいまんだら(こじままんだら)こんごうかい]・ 同部分 奈良・子嶋寺
平安時代(10~11世紀)
※会期中、展示替えがあります
表紙の元興寺薬師如来様はふだんからなら仏像館にいらっしゃるような気がしますが・・・
この期間は御開帳の時期でないので、関西に行く機会がありません。
でも90点以上の展示があるようなので行きたいな~。
