土曜日の朝に書いて本日投稿予定にしたおいたところ、お二人ほど記事が重なってしまいました。
申し訳ございませんでした。
ただ、せっかく調べたこともあるのでそのまま掲載します。
先日、こんな記事を見つけました。
鑁阿寺本堂国宝に 足利氏にゆかり
文化審議会(宮田亮平会長)は17日、室町幕府を開いた足利氏ゆかりの鑁阿寺本堂(足利市家富町)を国宝に指定するよう下村博文文部科学相に答申した。
事務手続きを経て正式に指定される。
典型的な密教本堂でありながら、鎌倉時代の禅宗様式をいち早く導入し、その後の宗教建築に大きな影響を与えたことなどが評価された。
県内の国宝指定は17件目で、建造物としては、1952年の輪王寺大猷院霊廟以来約61年ぶりとなる。
鑁阿寺本堂は源姓足利氏2代目義兼が1196(建久7)年、居宅跡に創建したとされる。
現在の本堂は、室町幕府の初代将軍足利尊氏の父・貞氏が1299(正安元)年に再建した。
今回の国宝答申のきっかけとなったのは、足利市教委が鑁阿寺の瓦ふき替えに合わせて2009、10年度に行った建造物調査。古材を中心に調査し、建築年代は正安元年、規模や柱の位置は現在と同じで、鎌倉後期を基本としていることが裏付けられた。
調査を担当した東京芸術大大学院美術研究科の上野勝久教授(文化財保存学・日本寺院建築史)は「鎌倉時代の禅宗様建築は、鎌倉や関東一円にも残っていない。
鑁阿寺本堂は禅宗様で造られたことが、今回はっきりした」と貴重さを指摘している。
鑁阿寺本堂は真言宗寺院。足利市中心部に位置し、本尊は大日如来。
埼玉県熊谷市の妻沼聖天の本堂についで、関東北部の建築物が国宝指定です。
流れが変わってきたのでしょうか?
国宝指定記念イベントがないか期待しています。
毎年11月下旬の勤労感謝の日あたりで足利の文化財一斉公開があります。
昨年は11月24~25日でした。
毎年行けないのですが、今年は盛り上がりそうなので是非とも行こうと考えています。
