山寺のあとは寒河江市にある慈恩寺に向かいました。


途中、道の駅で昼食を摂りました。


私は蕎麦を食べました。



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二段重ねになっていて、下の段が空だったら寂しいと思いましたが大丈夫でした。



途中、雨が降り始めました。

家内は車内に置き傘が、娘は山寺近くの売店で傘を買っています。

私には傘がありませんでした。


慈恩寺に着いたのですが娘と家内は興味が無く、私だけで回りました。


傘は家内の赤い傘を借りました。


変な人が来たと思われたかも知れません。


最初に薬師堂に入りました。



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薬師三尊様がいらっしゃいました。


中尊は中央の仏師の作で脇侍は地元仏師の作だそうです。


お顔を見ると作者が全然別の人だということが歴然とわかりました。


脇侍様はプックラとしすぎでしたが、それだけ愛嬌があり、私も笑みがこぼれました。


台座と本尊様の制作年代が明らかに違うと思いました。


火事が多くて仏様だけ先に運ぶので何回か台座を作り直しているそうです。



次に本堂に入りました。


何となく雑然とした感じがしたのはなぜでしょうか?


解説があれば逆にすっきりした感じがしました。


左の部屋に


左奥の西の間に阿弥陀如来様と観音・勢至菩薩様がいらっしゃいました。


阿弥陀如来様はとても保存状態が良く、整っていらっしゃいましたが、脇侍様のお姿が痛々しかったです。


右手の平と肘の間が無く、つまり合掌する手の合わさった部分だけ重なって残っているという悲しいお姿でした。


このような像は初めて拝観しました。



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めったに来ることができないと思い、御朱印も全て戴きました。



その後、特別開扉している三重塔に向かいました。



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中には大日如来様がいらっしゃいました。


光背の菩薩像は必見です。


向かって右側の菩薩様がいい味を出しています。


はっきり言って太っちょなのです。


これで飛べるのだろうかと思うほどです。


係の方にそのような感想を言うと、「そのようなことをおっしゃるのは今日2人目です。」と言われました。


これから行かれる方は是非とも注目してみて下さい。



来年山形のキャンペーンで御開帳の噂があります。


本当なのか聞いてくることを忘れてしまいました。