毎年GWには東京府中市にある大国魂神社でくらやみ祭りが開催されます。
今年は最終日の5月6日がお休みだったので6日の行事を見に行きました。
毎年必ず行くわけでもなく、混雑しているのであまり足が向きません。
6日は朝の行事でしたので空いていると思い行きました。
前日の0時頃に寝たのに3時半に目が覚めてしまいました。
4時に花火が上がる音がしました。
ここでスケジュールのおさらいです。
4月30日
・品川海上禊祓式 午後1時 神職及び所役が汐盛講中の世話により、荏原神社(東京都品川区)から品川湊(現在の品川沖)に赴き手や口を海水で身を清め、海水を樽にいれて持ち帰る。大祭期間中の朝夕潔斎時にこの海水を使用する。(汐汲み・お浜降り)
5月1日
・祈晴祭 午前9時 大祭期間中の晴天と安全を祈願する。
5月2日
・御鏡磨式 午後7時半 拝殿を閉じた後、神輿にとりつける鏡を野口氏・堀江氏の両名が、海水を用いて塩で磨いて清める。※現在はこの鏡は神輿には取り付けず本殿に納める。
5月3日
・神輿・太皷の準備 、午前8時頃 宝物殿より、神輿は本殿前所定のお仮屋に納め、太皷は各町内に運ばれる。
・府中囃子の競演会 午後6時~午後8時 馬場大門欅並木に各町の山車が並び、はやし立てる。
・競馬式(駒くらべ) 午後8時 6頭の馬が、馬場大門欅並木を3度往復する。騎手は烏帽子直垂姿で騎乗。その昔、武蔵国府の周辺では良質の牧場が多くあり、駿馬良馬を生産するようになった。武蔵国府の国司は朝廷や時の幕府に献上するために、良馬を府中に集め馬場で走らせ検閲の上選定していた。その行事を現在は競馬式(駒くらべ)とし、約千年以上続けられている古式とされる。※昭和初期には旧甲州街道を往復していた。また6頭立ては平成19年(2007年)より。それまでは4頭(四ヶ町より各1頭)であった。
5月4日
・御綱祭 午前9時 神輿に御霊が移る準備として、神輿に忌笹と海水を用いてお祓いをし、飾り綱を掛ける。
・萬燈大会 午後12時半 市内各町青年が制作した花萬燈の美しさを競い合う。
・子供御輿お祓い 午後1時半 市内各町内の子供御輿が拝殿前に集まり、お祓いを受ける。
・山車行列 午後6時~午後9時 市内各町の山車が大鳥居を中心に旧甲州街道を東西に巡行する。
5月5日
・例大祭 午前10時~午後12時 拝殿で執り行われる、最も重要な祭儀。
・道清め 午後1時半~ 参道から御旅所まで、神輿・太鼓の通る道をササラを手にした行列が交互に地面を叩きながらお祓いして進む。
・宮乃咩神社奉幣 午後2時 境内摂社の宮乃咩神社にて奉幣。
・各神輿差し込み 午後2時半~午後3時 お仮屋に置かれた各神輿を動座祭に向けて本殿前に並べる。
・各太鼓送り込み 午後2時半~午後3時 6張の大太鼓を太鼓講中や町内が神社まで送り込む。
・各太鼓打ち止め 午後3時半 動座祭・御霊遷の儀を前に太皷を打ち鳴らすのを止め、静寂を呼び込む。
・御饌催促の儀 午後3時半 細谷・浦野両氏により神前への供え物を調理催促する儀式。過去は催促を75回繰り返したが、現在は省略され3度だけとなった。
・汐盛講送り込み 午後3時半 品川海上禊祓式で汲み上げた海水を持った汐盛講の行列が拝殿前に到着。
・動座祭 午後3時半~午後5時半 御本殿から御霊を神輿に移すため神前に報告する儀式。
・御神馬送り込み 午後4時 社務所前到着
・煙火講中(花火役)送り込み 午後4時10分 社務所前到着
・御饌長持ち送り込み 午後4時20分 社務所前到着
・神幸威儀物授与 午後5時20分 渡御の際に神輿の露払いをする奉持者に刀や弓が渡される。
・御霊遷の儀 午後5時20分 各神輿に本殿から御霊を移す神事。
・神輿発御 午後6時 (号報3発)八基の神輿が本殿前お白州から御旅所に渡御する。 八基のうち一之宮から六之宮と御本社の七基の神輿は参道から旧甲州街道へ、御霊宮神輿は西鳥居から六所口を経て府中街道へ出て、それぞれ御旅所へ向かう。(おいで)
・坪之宮奉幣 午後8時半 境外末社、坪之宮にて奉幣。
・神輿御旅所着御 午後9時15分 最後発となる御霊宮の神幸行列が御旅所に着御する。押さえで御先拂役の御霊宮御太鼓が東門から御旅所に入る。
・野口仮屋の儀 午後10時10分 大国主の大神が府中に降臨した際、野口家に一夜の宿を求めた故事に基づいた神事。
・やぶさめ式 午後10時30分 野口仮屋の儀の後、宮司が馬に乗り矢を射る。(終了後号報3発)
5月6日
・神輿御旅所発御 午前4時 御旅所を出た神輿が各分担町内を回った後、神社に還る。(還御・おかえり) 午前7時頃 各神輿神社大鳥居内に還御。
・鎮座祭 午前9時 還ってきた神輿から、御霊を本殿に納め、無事大祭が終了したことを報告する。(号報3発)
府中駅のコンコースにポスターが貼ってありました。
その横には簡単なスケジュールがあります。
萬燈大会で使う花萬燈がかざってありました。
これは見たことがないので、次回のくらやみ祭りでは是非とも見たいです。
まずはお参りです。
昨日の残骸が残っていました。
早い時間ですが屋台の撤収をしている人もいました。
立派な拝殿です。
このあとに御朱印を戴きましたが、後ほど記事にします。
遠くで太鼓の音がしたので近付きました。
太鼓に乗った人が堤燈を上にすると太鼓が鳴らされます。
本当に大きな太鼓です。
しばらくすると別の方角から太鼓の音が聞こえてきました。
近付いていくと商店のウインドウが割れそうになるほどずしりと響く音がします。
さらに大きな太鼓がやってきました。
3人乗っているので大きさがわかると思います。
その太鼓を凛々しい女性が叩いていました。
やがて市内各所から神輿が神社に集まってきました。
頭が門にぶつかるー。
身をかがめて避けました。
お神輿は拝殿の前でただいまの挨拶をします。
1基増えました。
そして3基になりました。
とても勇壮です。
お神輿は役目を終えて本殿に入って行きました。
このあと本殿内で儀式があるようですが、関係者以外は入れないので帰りました。
6日が仕事の人はどうしているのだろうと疑問が残ったくらやみ祭りでした。




























