先日、1時間ほど時間があったので東京国立博物館で開催されている「平成25年 新指定 国宝・重要文化財」展に行ってきました。
大神社展と一緒に行くには時間がなかったので別々の日に行くことになってしまいました。
大神社展のチケットで見られたのに残念なことをしてしまいました。
平常展チケットの600円が余計な出費です。
1時間しかなかったので、仏像を中心に見てきました。
やはり、目玉は国宝指定された伊豆・願成就院にある木造不動明王及二童子立像でしょう。
運慶作です。
残念ながら阿弥陀如来様と毘沙門天様は所用で来られなかったようです。
同じく国宝に指定された快慶作・安部文殊院の獅子乗り文殊(渡海文殊)ご一行様はパネル展示でした。
パネルには上に5人の集合写真(国宝指定の記念撮影でしょうか?)、下に修理中の時期の写真と思われる獅子降り文殊様が単独で写っていました。
パネルが小さくて、上の獅子乗り文殊様と獅子降り文殊様が違うのでどこかに展示してあるはずだと係の人に文句を言っている人がいました。
別の係の人も要領を得ない回答をしていたので、「数年前に安部文殊院でお堂の中で修理をしながら、お祀りされていました。きっと下の写真はそのときのものでしょう。」と手助けしました。
おじさんも納得していただき、係の方にも感謝されました。
実際に見ている人間の言うことには説得力がありますね。
その他良かったのが「出雲 聖地の至宝展(東京国立博物館)」にいらしていた、島根・清水寺の摩多羅神像様と再開できたのが嬉しかったです。
相変わらずの笑顔にVサインでした。
最初にお会いしたときの記事↓
http://ameblo.jp/chibi092000/entry-11407899693.html
また、山梨のふるさと伝承館でお会いできると思って行ったのに合えなかった山梨・江原浅間神社にある木造浅間神像様にも直接お会いできたのが嬉しかったです。
富士山信仰に関連する神像では一番古いもののようです。
3体の女性の上に如来が乗った高さ約40センチの木像で、今までに見たことがない像で驚きました。
期間: 2013年4月16日(火) ~ 2013年5月6日(月)
GW中いっぱいの展示ですので、見逃さないようにしてください。