鶴岡八幡宮のあとはもちろん鎌倉国宝館に行きました。

強風で外に置いてあるパンフレットが飛んでいました。




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何だか功徳を積みたい気分でしたので拾い集めてしまいました。

お金を拾うなどの功徳はありませんでした。

国宝館に入るとまず右側に藤沢・養命寺の薬師如来様がいらっしゃいました。

先週の記事でも書きましたが、12年に1日だけの御開帳だった秘仏です。

特別展の内容によって隠れたりしますが、もう常連さんになっています。

常連さんと言えば辻薬師堂の薬師三尊With十二神将様たちです。


御本尊の薬師如来様は平安時代に作られた仏様です。


昔はお寺にあったのですが衰退して地域の方々に守られてきた薬師堂の中にいらっしゃいました。



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以前、修理から戻ってこられて、特別展が開催されてからずっといらっしゃいます。


何度も足を運んでいるうちにこのお薬師様が好きになってしまいました。


他の眷属たちはシャープなお顔ですが、このポッチャリとしたお顔に親しみが湧きます。



その他円応寺の踊る倶生神像や建長寺の伽藍神像などおなじみのお顔ばかりです。


私の好きな人頭杖(にんとうじょう)がいつの間にか檀拏幢(だんだとう)に名前が変わっていました。



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人頭杖 は閻魔様の質問に嘘をつくと怖い顔が口から炎を噴き出し、正直に答えると優しい顔の口から白蓮華を噴くといわれ、生前の善行と悪業を閻魔様に知らせます。


これが職場にあったら火事になってしまいそうです。


お目当てでしたポスターの青蓮寺の十一面観音様にお会いしました。


ポスターよりも下からの目線でしたので、若々しくは感じませんでした。


四臂の十一面観音様は殆どいらっしゃらないので大変興味深く思いました。


この像のご自宅である青蓮寺は鎌倉の郊外にあります。


湘南モノレールかバスで行かないといけません。


ここにいらっしゃる弘法大師像は鎖大師と呼ばれ、膝が鎖で繋がっています。


また手足も動くために着せ替えができます。


ふだんは秘仏で、毎年12月31日~1月1日、1月21日(初大師)、4月第3土曜日(鎖大師正御影供大祭)、8月16日(施餓鬼法要)、12月21日(納め大師)に御開帳になります。


来週末かな?御開帳がありますので、よろしかったらどうぞお参り下さい。



帰りに鎌倉国宝館収蔵名品目録を買いました。



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1冊500円です。


公的な博物館ですので安いですね。


自宅に着いて考えると、以前にも買った気がしました。


あえて探しません・・・