明日から上記展覧会が鎌倉国宝館で開催されます。
平成25年4月6日(土曜日)~5月12日(日曜日)
開館時間 / 午前9時~午後4時半(入館は午後4時まで)
休館日 / 月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火曜日)
観覧料 / 一般600円、小中学生200円
本展は、古都鎌倉の育んだ豊かな文化を再認識していただくために開催する年に一度の展覧会です。収蔵品の中から国宝・重要文化財をはじめとする代表的な作品を展示し、また普段は社寺等に安置され間近で拝観のかなわない仏像なども特別公開します。
今年度の展示では、平成24年度に新たに鎌倉市指定文化財となった作品を一挙に公開いたします。中でも今回が寺外初公開となる青蓮寺の「十一面観音菩薩立像」は、写実性と装飾性を備えた鎌倉時代後期の優品で、四臂をそなえた図像的に希少な作例です。多聞院の「多聞院文書」は、土地の伝領にかかわる権利文書三通で、特に寿永2年(1183)の後白河法皇院宣は市内に現存する古文書の正文の中では最古のものです。
また、鶴岡八幡宮が誇る名刀・国宝「太刀銘正恒(刀身・拵)」を特別公開するほか、頼朝奉納と伝える国宝の古神宝類もあわせて展示いたします。他にも、彫刻・絵画・書跡・工芸の各分野にわたって鎌倉を代表する文化財を一堂に展覧いたします。この機会に、バラエティに富んだ鎌倉文化の粋をぜひご堪能ください。
担当学芸員による列品解説
期間中の毎週土曜日(4月6日、13日、20日、27日、5月4日、11日)各日14時00分より、参加無料(要観覧料)、申込不要
パンフレット写真の青蓮寺・十一面観音菩薩立像様は人間っぽい、いいお顔をされていらっしゃいますね。
平常展では、大雨の中、半日仕事を休んで12年に1日だけの御開帳に行った養命寺の薬師如来様が相変わらず、入口右の指定席にいらっしゃるようです。
傘をさしながら拝観した思い出がいつも甦ります。