京都から湖西線に乗りました。

短い4両編成です。

混むと嫌だと思い、わざわざ京都始発に乗りました。

山科を過ぎると湖西線に入ります。

ここらで眠ってしまったようで、20分ほどして目が覚めました。


ですから左に見え比叡山など見ていません。

窓の外には小雪が舞っています。

電車が北へ北へと進むうち大粒の雪になってきました。

しかも風が強いので吹雪です。




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ちなみにそのときの天気図です。


強い冬型であることがわかります。


等圧線も縦縞模様です。



ある駅で長い間停車していると、ドアから遠い場所に座っていた私にも雪が舞い込んできました。



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それでも定刻通りに近江今津に着きました。

バスの発車までは40分以上あります。

とりあえず昼食にとコンビニでおにぎりを買って食べました。

次の電車が到着するまで屋内に待機していました。

電車が京都方面から到着すると改札から人が出ないうちにバス乗り場に行き、先頭で並びました。



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バス乗り場で痛い雪が顔に当たります。

雪国にお住まいの方々の苦労が少しだけわかった気がします。

バスは当初は住宅街の狭い道を走り、やがて山道をどんどん進んで行きます。

積雪の跡は道端にありますが、道路の上には雪が積もってはいませんでした。


外の気温は0℃です。



やがて若狭に入り、ずっと平坦な道を走っていきます。

以前、何十年ぶりかの御開帳で来た法順寺、お水がうまい天徳寺の近くを通り、とても懐かしく思いました。

小浜市内に入ると、お寺の案内看板が目立ってきます。

今すぐに降りて訪ねたいお寺ばかりですが、もう4時を過ぎています。

小浜駅に4時45分の定刻に着きました。

まだまだ吹雪です。

アーケードのある少し寂れてきた商店街を海に向かって歩きました。

顔に雪が当たります。

目指す宿泊先のホテルが見えてきました。

海岸に近いので、ますます風が強くなってきます。

海岸近くまで来ると波が岩を打ち砕くように押し寄せています。

他に歩いている人がいなく、一人ですと本当に心細いです。

5時過ぎにようやくホテルに着きました。

前々日にホテルから連絡があり、「海が見えるお部屋プランでしたが、手違いがあり、反対側の部屋でも構いませんか?その代わりにお値段を安く致します。」との連絡を受けていました。

家族と一緒なら考えますが、自分一人でしかも海を満喫できる時間帯には滞在しません。

「別に構わないですよ」と答えました。

明朝のチェックアウトが早いので先に精算を済ませてもらいました。

すると、当初予約したときの7500円と言われました。

「電話があってお値段をサービスしてくれると聞きましたが」とフロントの女性に言いました。


すると支配人みたいな方が出てきて、お詫びを言いました。


「ビールをお付するか、お値段を安くしますが・・」と言われたので、「私は飲みませんので」と答えるとフロントの女性に「5250」でと小声で指示しました。


運良く2250円安く泊まれました。


この日はお水送りという行事があり、しかも土曜日でしたのでなかなか宿泊が取れませんでした。


いつもより2000円以上高い宿泊代で目をつむって予約したのですが、結局いつも通りの値段に落ち着きました。



部屋に入るとまず6畳の和室があり、奥には6畳の洋室がありました。



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一人で泊まるには広すぎて寂しい気がしました。



ちなみに夜にコンビニで買ったノンアルコールビールを何本もぶら下げて帰ってきたら支配人さんに睨まれました。


ビールじゃないって・・・・