茶道や京都の本で有名な淡交社から2冊の本が出版されました。
一昨日の帰り道に書店に寄り、手に取ってみました。
数字でわかる仏教文化財の名称
仏像・仏画・書跡や建造物などに数字を冠した、あるいは数字の入った名称の仏教文化財が沢山あります。何故、数字が付いているのでしょうか? 単に数量を表しているだけではないのです。数字には文化財の名称の意味と、仏教の真理が優しく説かれているのです。数字に意味のある面白さ・本質を仏教文化財の研究者である著者が、感慨深い文体で読む人に仏教文化財の名称を数字で理解できたという心に酔わせます。本文・文化財名数用語・解説の使い合わせも一貫しており、仏教文化財の名称を数字でわかろうとする今までになかった充実感ある読み本です。
価格: ¥1,470
(本体価格 ¥1,400)
商品コード:
0000003806-000000
ISBN:978-4-473-03806-7
発売日:2013年3月4日
A5判 128頁
読み物としては面白いのですが、写真も少なく、すぐに飽きてしまうような感じがしました。
でもこの本を読んでお寺に行くと、より深く拝観できる気がします。
もう少し大人になってから買おうかと思いました。
京都の古社寺 色彩巡礼~信仰の色、古典の彩りを求めて~
1200年以上の歴史を有する京都の市街とその周辺にある寺院・神社には所蔵の文化財に、伝承される祭礼や行事に、または山内境内を彩る植栽に古来の色彩の伝統を伝えるものが数多くあります。本書は染色史家、そして古代の色の復元事業や、エッセイストで知られる吉岡氏の文と写真家の中田氏による写真によって、10色の章立てで構成し、京の古寺・古社を取り巻く色彩について語る一冊です。京都・奈良の社寺と関わりが深く、伝統的色彩にこだわりを持つ著者の視点と中田氏の写真によって、京都の古社寺の色彩の秘密・魅力を紹介します。
価格: ¥1,890
(本体価格 ¥1,800)
商品コード:
0000003854-000000
ISBN:978-4-473-03854-8
発売日:2013年3月4日
A5判 128頁(カラー64頁)
これはあまり期待しないで手に取りました。
でも、自分が見ている視点とは違った視点で書かれていて、写真も豊富で本に引き込まれていく感じがしました。
今度、京都に行くときには別の視点から楽しめるような気がします。
昨日、貰ったばかりの社内報の原稿料(500円図書カード)と書店のポイントが800円分貯まっていたので、600円ほど足して買ってきました。
まだ行ったことのない嵯峨の野々宮神社の鳥居を見たくなりました。