御辰稲荷神社から丸太町通を再び西に向かいました。


聖護院に行きたかったのですが東山丸太町の交差点で行き過ぎたことに気づきました。


北へ上り、最初の交差点で右折しました。


聖護院八つ橋の接待がありました。


とりあえず横を通り過ぎて聖護院に向かいました。



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そこでこんな光景にでくわしました。



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地味な色の鬼さんです。


特殊部隊でしょうか?



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若い僧侶の方と鬼さんが何か打ち合わせています。


きっとこんな会話があったことと思います。



「今日のバイト代は現払いでこれだから。」


「えー、去年よりちょっと少ないですね。しかも受取額が細かいですね。」


「今年は復興税が入っているから、源泉徴収の額が増えてしまってね」


「額面を増やして、手取りを去年と同じにしてくださいよ。」


「復興税を忘れていて、この額面で決裁を受けてしまったからもう変えられないよ、ごめんごめん。」


「来年はちゃんと手取りが減らないようにしてくださいよ。」



ここは役行者霊蹟の札所です。


特別にできた納経所で、専用の御朱印用紙をお願いしました。


わざわざ、寺務所まで取りに行って下さいました。


もう1つ朱印帳にも戴きました。



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梵字の御朱印を戴きました。


法螺貝の印が嬉しいです。


さて少し庭園に入ると寝殿があります。


その階段のところに人が並んでいました。


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すると階段に座っている山伏の前が先頭だとわかりました。



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これがMつぁんさんがブログに書いていらした1本50円のローソクのことだなとわかりました。


「ローソク1ぽーん」と山伏の方が言うと後ろにいらした女性の山伏2人が「ローソク1ぽーん」と声を合わせ

てローソクを灯明台に立てます。


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それと同時に山伏が「家内安全」などと一人一人にお祈りして下さいます。


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そのうち「ローソク10ぽーん」などと言う声がすると歓声が上がります。


500円出したということです。


私の前に美熟女3人組が並んでいました。


先頭の方の時に「ローソク20ぽーん」と言う声が上がりました。


1000円札を出したようです。


嫌な予感がします。


絶対に後ろ2人は20本未満であることはありません。


予想通りに20本が2回続きました。


案の定、ローソクを立てるスピードが追いつきません。


私の番になりました。


100円玉を出しで「ローソク2ほーん」と言われました。


100円玉でたくさん祈祷をして下さいました。


ただ気がかりなのは私の2本のローソクがちゃんと灯明台に献灯されたかです…


私の前に60本も詰まっています。


灯明台に60本も置けない気がします。



細かいことは気にしないことにして寝殿にあがりました。



寝殿の仏間には役行者様、蔵王権現様、不動明王様が待っていました。



この方々の前でされる御祈祷なら、何となくご利益がありそうです。



僧侶の方が詳しく説明して下さいました。



ふだんなら寝殿の前の庭は砂できれいに模様が描かれているのですが、人が入って跡かたもなくなっていることに気づきました。



そしてその奥にある本堂に進みました。



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本堂には不動明王様と智証大師(円珍)様がいらっしゃいました。



不動明王様は平安時代に作られたものだと一目でわかるような像でした。


また円珍様は独特な頭の形をしているので、名札が無くても一目で円珍様だとわかります。


あの頭の形はご本人にとってはコンプレックスだったのではないでしょうか?


お像まで作られて、まさか1000年以上も拝まれているのは恥ずかしいと思っていらっしゃる気がします。




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子どもなら泣きそうな3ショットです。