悲惨な出来事があったので1つ空いてしまいました。
さて諏訪湖を3分の1周しようと歩き始めました。
途中で自分が停めた駐車場の横を通りました。
それで車で行こうと思いました。
でも、駐車場が無かったら困るので歩くことにしました。
さらに歩き初めて5分後に気づきました。
「諏訪湖1周16km」の看板がありました。
3分の1周ということは5km以上あります。
ここで駐車場に戻ろうかと考えましたが、なんだか面倒になってしまい、そのまま歩き続けました。
周りが凍ってしまい行き場のなくなった鴨がいました。
今度は氷の上を歩いている鴨がいました。
カメラに収めた地図ではジャスコが目標で、常に見えているのですが、赤い建物はなかなか近付きません。
直線距離ですとそんなに無いと思うのですが、円の周りを回っているのでむしろ遠ざかっているかとも思えます。
しばらく歩いてジャスコがそばに見えました。
ようやく近くまで来たと思ったのですが、さらに15分ほど歩きました。
歩き初めて1時間以上経過してようやく御神渡りの場所に来ました。
たくさんの人がいます。
警官も警備に来ていて、氷の上に載っている人々に注意していました。
残念ながら御神渡りは消えていました・・・
たぶん、御神渡りがあったであろう場所です。
またとぼとぼと歩いてきた道を引き返しました。
氷で行き場の無い鶴と亀の遊覧船の気持ちが痛いほどわかります。
駐車場に戻って車に乗りエンジンをかけました。
この車はエンジンキーは無く、車内のスイッチを押すだけになっています。
キーはドア専用なのです。
借りるときに甲府の営業所のスタッフに「エンジンのかけ方はわかりますか?」といわれましたが、以前、そのような車を借りたことがあるので、「大丈夫です。」と答えました。
エンジンを切るのもボタンを押すだけです。
エアコンをつけ放しにして、エンジンは切ったのですが電気系統のスイッチを切り忘れたと思いました。
急いでJAFにネットからGPSで現在位置を知らせるシステムを使い連絡しました。
10分ほど経って確認の連絡がありました。
バッテリーが上がってしまったと話し、現在位置の詳細を伝えました。
出動要請が多くて到着するまでに1時間ほどかかると言われました。
諏訪湖は飽きるほど(3時間)見ていたので何もすることがありません。
駐車場に入りたい車がひっきりなしに目の前を通ります。
すぐに出ないことをアピールするために座席を倒して寝転がりました。
1時間経ってもまだ来ません。
そしてふと、あることを思いつきました。
ブレーキを踏みながらエンジンのスイッチを押したらどうだろう?
さっそく試しました。
するとエンジンが一発でかかりました。
ありゃー、と思いました。
すぐにJAFに連絡しました。
そして出動を取り消すようにお願いしました。
すると、現地の事務所に転送されました。
電話に出られた方に自分の操作のミスである旨を伝えました。
「あと10分で着きますが、バッテリーの検査をしましょうか?」と言われました。
私は頑なに固辞しました。
そして申し訳ないですという言葉を何度も繰り返しました。
諏訪湖には30分くらいいる予定でしたが、結局4時間もいることになってしまいました。
予定が大幅に狂ってしまいました。