金曜日発売された本です。
仕事を中途半端に終わらせて、書店が閉店になる寸前に買いました。
¥ 1,155
大型本: 141ページ
出版社: エイ出版社 (2013/1/25)
ISBN-10: 4777925862
ISBN-13: 978-4777925865
発売日: 2013/1/25
如来像の誕生から名前の由来、歴史、仏像の特徴や脇侍まで徹底解説!
・室生寺の釈迦如来と至宝の仏像たち
●もっと知りたい! 仏像の知識
如来像の基本
・はなさんが語る如来像の魅力
・伝教大師最澄ゆかりの古刹
願興寺の如来像たち
・釈迦如来
・弥勒如来
・阿弥陀如来
・薬師寺如来
などなど…
まず、最初に室生寺弥勒堂客仏の釈迦如来様が紹介されています。
私が高校時代の友人である後藤君に似ているのでいつも「後藤、久しぶり!」と声をかけてしまうお像です。
数年前に東京・日本橋にも遊びに来てくれました。
ここの御本尊は当然、弥勒菩薩様ですが、ご主人が重文で、お客さんが国宝です。
出世した後藤君が我が家に遊びに来たようです。
室生寺は金堂の諸仏も紹介されていて、如来本なのにしっかりと十一面観音様の解説もあります。
次に紹介されているのが、去年私も訪ねた岐阜の願興寺です。
願興寺に目をつけているところで、普通の入門書とはちょっと違う気がします。
秘仏の薬師如来様の写真もバッチリと出ています。
この薬師如来様は12年に1度、子年御開帳なのですが、2015年4月に開創1200年を記念して御開帳になるそうです。
今から予定しておいて下さい。
ローカルな駅からも近いので、訪ねやすいと思います
その他、千本釈迦堂(大報恩寺)の十大弟子像、即成院の阿弥陀如来with二十語菩薩像、神護寺薬師如来像、往生極楽院阿弥陀三尊像などが紹介されています。
また驚いたのが先々週に私が訪ねた静岡駅前にある宝台寺の阿弥陀如来像(白本尊)も紹介されていることです。
写真だけでも楽しめるので、この本はとてもお勧めします。