ひさしぶりに11月の旅行の続きです。
岡山のホテルに泊まり、翌日7時にレンタカーを借りて目指すは四国です。
人生で一度も足を踏み入れたことはありません。
一度足を踏み入れると遍路の旅に出てしまいそうで、ずっと避けていました。
今回はある理由があって足を踏み入れることにしました。
瀬戸大橋を越えたときには感動しました。
四国が私を歓迎してくれたかのような青空です。
上陸記念とトイレを兼ねてSAに寄りました。
逆光になってしまい怒られました。
携帯はバッチリです。
私が初めてならボールちゃんも当然初めてです。
「四国には何回か来てるよ、ボール」などと言われたらちょっと恐いです。
さて瀬戸大橋を降りて向かった先は善通寺です。
真言宗18本山を発願して、ほとんどのお寺が関西にあるので回る機会はたくさんあるのですが、この善通寺だけはなかなか回る機会がありません。
岡山まで来る機会がありましたので、足を伸ばして寄ることにしました。
善通寺に着いたのが8時半ころでした。
まずは御朱印を戴きました。
記念すべき四国で初めて戴いた御朱印です。
札所の番号がよく読めません。
前の方はお遍路用の御朱印帳ですが、私は普通の御朱印帳なのでちょっと気が引けました。
18本山霊場の御朱印は別の場所だと言われました。
とりあえず赤門の方に行き諸堂をお参りしました。
金堂と五重塔がありました。
国の文化審議会が、真言宗善通寺派総本山善通寺(香川県善通寺市)の金堂と五重塔を重要文化財に指定するよう答申した。同寺を第75番札所とする四国八十八ヶ所霊場会を世界文化遺産に登録しようとする地元では、それに向けた弾みになると歓迎する声もある。
善通寺は弘仁4(813)年、宗祖・弘法大師空海による創建と伝わり、大師生誕の場とされる。現在の金堂は元禄12(1699)年に再建された。高さ約15・5メートル、約14メートル四方の大きさ。四国では珍しい禅宗様の建築様式が用いられている。
五重塔は戦火や台風などで倒壊や焼失を繰り返し、現在のものは4代目。60年近い歳月をかけて、明治35(1902)年に再建された。約43メートルの高さは、国宝や重文に指定されている国内の五重塔で3番目という。
今度重文指定を受けるようです。
東京国立博物館で毎年GWに開催される国宝・重文新指定の特別展にぜひとも展示していただきたいです。
2つの塔頭を回って18本山の御朱印をいただける御影堂に行きました。
せっかくなので宝物館も見に行こうと申し出ました。
すると「戒壇めぐりの入口はこちらからです」と案内されてしまいました。
苦手な戒壇めぐりです。
朝一番に来たので誰もいません。
苦手な戒壇巡りを終えて宝物館に行きました。
平安時代から江戸時代にかけての仏像が展示されていました。
楽しみにしていた国宝の金銅錫杖頭はパネル展示という寂しいものでした。
(善通寺市HPより)
実際に目の前で御住職が振ってくださった方の記事を拝読しているだけによけいに寂しくなりました。
そして目的の18本山の御朱印を戴いて善通寺をあとにしました。
四国滞在は2時間というとても短いものになりました。