和歌山まで来た目的の1つに霊場巡りで1ヶ所飛んでいるお寺が和歌山県の海南市にあったからです。
せっかく行くのですから他にいいお寺がないか観光協会のHPで調べました。
国宝建築物があるお寺が2ヶ所ありました。
ますはそのうちの1つ、長保寺に向かいました。
国宝の大門です。
1388年の室町時代に作られました。
国宝の本堂です。
1311年の鎌倉時代に作られました。
法要の声が聞こえたので音を立てないようにそーっと本堂に近付きました。
中には誰もいませんでした。
きれいに録音されたものでした・・・
その代わりにいらしたのが釈迦三尊像でした。
中央に釈迦如来様、左に文殊菩薩様、右に普賢菩薩様です。
国宝の多宝塔です。
1357年の南北朝時代に作られました。
この日は天気が良かったです。
裏山には紀州藩主徳川家の墓所があります。
実に18もの墓所があって、このお寺がいかに藩主とのつながりがあり、このような立派な国宝建築物が守られてきたのかがわかります。
本堂・塔・大門と三つそろって国宝のお寺はここ長保寺と法隆寺だけだというのがキャッチフレーズです。
いいものを見させてもらいました。