長寿寺のあとは常楽寺に向かいました。
歩いても20分くらいで着ける距離です。
湖南三山をバスで回った場合には時間帯によってはこの間を歩くことによってだいぶ回る時間が短縮できます。
長寿寺が東寺と呼ばれるのに対して常楽寺は西寺と呼ばれています。
国宝の本堂です。
屋根の反りがいいですね。
さっそく本堂に入りました。
風神・雷神・二十八部衆など三十三間堂と同じ千手観音様の眷属がいます。
無住だった時代に盗難があって3体の仏像が盗まれてしまったようです(そのうち1体は発見)。
そのためか、堂内のあちこちに防犯カメラが設置されており、そのモニターもアチコチにありました。
お寺ではない雰囲気です。
しかも、この時間には私一人しかいなかったので、本当に自分一人だけ監視されているようで、あまり良い気持ちがしませんでした。
中央のお厨子の中には御本尊の千手観音様がいらっしゃるのですが秘仏のため拝観はできませんでした。
裏側に平安時代の釈迦如来様や小さな仏様がいらっしゃいました。
本堂左手の小高い場所に国宝の三重塔があります。
塔の裏がさらに小高くなっていて石仏をめぐるコースになっています。
上から見た本堂です。
迫力があります。
今度来るときは御本尊の御開帳のときかな?と思いながらお寺をあとにしました。