さて石道寺を出て、本日のメインである川道観音に向かいました。


駐車場が見つからず、家の前に車を停めて申し訳ございませんでした。



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33年に1回ということで境内は人が多かったです。


なんだか地域総出のお祭りのような感じになりました。



本堂に入って拝観すると、衣に目が行きました。




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体の横に垂れた左右2本の布が前にたなびいている感じが特徴的でした。


後ろから風が当たっているような感じです。


持物以外は修理の跡も特に目立たず、作られた当初のまま守られてきた感じがしました。



左側のお厨子には1年に1回御開帳される御代仏の十一面観音様がいらっしゃいます。




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こちらは修理の跡が激しくて、制作年代がかなり下るのではないかと思われても仕方がない気がしました。


調査されて初めてご本尊とさほど変わらない時代に作られたということで晴れて重文指定されました。


「しょせん、私は代理人ですよ」と1000年以上もいじけていたのですが、ようやく気持ちが晴れたことでしょう。


パンフレットも御朱印もありませんでした。


拝観無料なので仕方がないです。


しかしご供物を戴きました。


その他記念グッズなどなく、何となく寂しい気がしました。


御開帳はもともと地域の人々のためのものです。


仕方がないのかも知れません。