たまたま興味深い記事を発見しました。



地元の仏像、56体展示 和歌山・橋本の郷土資料館



  橋本市内のお堂や寺の修復などに伴って保管している56体の仏像を、橋本市御幸辻の市郷土資料館で展示している。

いずれも地元の人たちの信仰の対象になっている仏像で、一般公開するのは今回が初めてだという。


 郷土資料館は、老朽化で建て替え中の西行堂(同市清水)と、本堂を修理中の東覚寺(同市隅田町山内)から一時的に仏像を預かり保管している。

地元の人以外の目に触れることがなかった仏像をこの機会に知ってもらおうと、展示を企画した。


 西行堂は、平安時代末期から鎌倉時代にかけての歌人・西行法師が滞在したと伝わる。

仏像の由来は不明だが、江戸中期~末期の作とみられる。

高さが約1.2メートルある木造の阿弥陀仏もある。

東覚寺の仏像には弘法大師の像などがあるが、江戸時代の火事の影響で由来や制作年代は不明だ。


 有沢斗志夫館長は「地元の人たちが長年にわたって熱心に拝んできた仏像を見て、地元の歴史を感じてもらえたら」と話す。


 展示は12月27日までの予定だが、西行堂の仏像は新しいお堂ができる12月初旬には返却する。


同資料館の会館時間は午前9時~午後5時(入館は4時半まで)。休館は月曜と祝日の翌日。



西行堂本尊の地蔵菩薩座像は高野山の女人堂にいらしかも知れないという資料も発見されて注目されているようです。


そのため、現在和歌山県立博物館で開催されている特別展「高野山麓 祈りのたち」に出品されています。




もぐじのブログ
(橋本新聞HPより)



ちょうど粉河寺まで行くので足を伸ばそうかと思っています。



(追記)

私が行こうと思っていた11月24日(土)は祝日の翌日で開館していないということなのでご注意下さい。残念です。