六波羅蜜寺のあとは京の秋の特別公開の長講堂まで歩きました。
長講堂に着く手前に市比賣神社あったので寄りました。
ぱっと見て普通の神社だと思いました。
ところが上を見ると
賃貸マンションの1Fでした。
まさか1Fをテナントとして借りているのではとあらぬ疑いを持ってしまいました。
カード塚と言うものがありました。
いらなくなったクレジット・カードを鋏を入れて供養すると思いました。
瓶には授与品のお守りが入っていました。
お守りもこんな時代になってしまったのでしょうか?
私なら間違えてATMに入れてしまいそうです。
さて、長講堂に着きました。
長講堂は後白河法皇の持仏堂として開基された寺院で、毎日御本尊様を拝んでいました。
前回の冬の旅でしばらくは拝観できないと言われたのに・・・・
でも丈六の阿弥陀如来様がいらっしゃるのでまた来てしまいました。
来る前に心配だったのは御朱印のことです。
前回訪ねたときには7種類ありました。
http://ameblo.jp/chibi092000/entry-11195028493.html
受付で拝観料と今回の特別公開の冊子の代金を払いました。
ふと受付脇の箱に無造作に積みあがった書置きの御朱印がありました。
紙の色も違います。
一呼吸おきたく、帰りに戴こうと思いました。
本堂には丈六の阿弥陀様がいらっしゃいます。
脇の観音・勢至菩薩様は片足を踏み下げています。
後白河法皇は毎日この阿弥陀三尊様に何をお願いしていたのでしょう?
また本堂右端1には「善導大師」と「円光大師(法然上人)」の小さな像がありました。
両像ともお腹に開いた形で胎内仏があります。
善導大師が阿弥陀如来、法然上人が勢至菩薩です。
あまり写実過ぎると怖い気がしました。
また別棟の御影堂には、後白河法皇座像が安置されています。
江戸時代の肖像彫刻として珍しく重文指定されています。
そして帰りに受付で御朱印の箱の中を見ました。
全て南無阿弥陀仏と同じ文字で書かれていて安心しました。
自分の気に入った色を1枚だけ選んで戴きました。
去年2,100円かかったのが、300円で済みました。