今月最終日曜日に三重県松阪市嬉野一志町にある薬師寺で12年に1回(1日)の薬師如来様(重文)の御開帳があります。
概要
国指定重要文化財である嬉野一志薬師寺の木造薬師如来像が、嬉野一志町薬師寺と一志自治会の合同でご開帳されます。
木造薬師如来像のご開帳は12年に一度辰年に行われる大変貴重な行事です。
【日 時】 平成24年10月28日(日)
午前10時~午後2時30分
【場 所】 嬉野一志町薬師寺
住所 松阪市嬉野一志町670番地
交通機関 ・近鉄山田線「伊勢中川駅」から車で約10分.・伊勢自動車道「一志嬉野IC」から南へ車で約10分
木造薬師如来像は、左手に薬壷(やくこ)を持つ、漆箔(しっぱく)、彫眼の薬師如来立像で、薬師寺の本尊として安置されています。左右の相対性を重視した端正な姿をとり、優雅かつ静寂な風を示しています。
11世紀の中頃、仏師定朝(じょうちょう)が造り上げた作風は当時の人々に非常にもてはやされ、やがて都から地方へと急速に広がりをみせたました。これを一般に「定朝様(じょうちょうよう)」と呼びますが、本像は、この様式の中でも特に優れた正統派の作品です。
現在は本堂の裏山に建てられた収蔵庫に安置され、12年毎に公開されています。
3ヶ月前に観光協会にまで聞いて確認した情報ですが11月に3度旅行に行くために余裕がありません・・・
12年後に再チャレンジすることとなりそうです。