こんな記事を見つけました。
ご存知の方も多いかと思いますが、知らずに拝観に行かれてガッカリされてはと思い掲示板に貼りました。
京都府宇治市の平等院で3日、鳳凰(ほうおう)堂(国宝)の56年ぶりの大修理が始まり、工事の前に本尊・阿弥陀如来坐像(ざぞう)と、堂内の壁に52体ある雲中供養菩薩(ぼさつ)(いずれも国宝)の魂を抜く「撥遣式(はっけんしき)」があった。作業中は鳳凰堂全体が素屋根で覆われ、2014年3月末まで拝観停止となる。
鳳凰堂の修理は1950~56年以来で、事業費は約4億円。瓦や壁、柱の傷みを修復するとともに、柱を1053年の創建当時の赤によみがえらせ、屋根にある一対の鳳凰(レプリカ)も金色に復元する。お堂は解体せず仏像も移動しないが、騒音を避けて魂だけを移す。
式典では僧侶の読経の中、神居文彰住職が樫(かし)のつえで空中に円を描いて本尊などの魂を大理石製の宝玉に移し替えた。
工期中も庭園やミュージアム鳳翔(ほうしょう)館は開館し、拝観料は通常の半額(一般300円)となる。
修理代のために阿弥陀如来様が全国に出張されれば嬉しかったのですが・・・
そして3ヶ月前の関連記事です。
京都府宇治市の平等院と府教委は6日、傷みが目立つ国宝・鳳凰(ほうおう)堂の屋根=写真・平等院提供=のふき替えや塗装工事に伴い、9月から14年3月まで堂内部の拝観を停止すると発表した。修理は56年ぶり。建物全体が1053年の創建当時の赤がベースとなり、屋根の金属装飾は金色に復元する。
事業費は約4億円。工期中は堂内部以外の拝観料を半額にする。神居文彰住職は「1000年継続する修理を目指したい」と話した。
写真を見ると相当傷んでいますね。