先日、西国薬師霊場を回る際に兵庫県丹波市にある25番達身寺に行ってきました。
霊場ということで参拝したのですが、「丹波の正倉院」と呼ばれているのを後で知りました。
お寺には国重要文化財(12躯)/兵庫県指定文化財(34躯)/丹波市指定文化財(33躯)/もいらっしゃいます。
戦火をくぐり抜けたようで痛々しい仏様が多かったのですが、中央と地方のちょうど中間のような様式の仏様がたくさんいらっしゃいました。
お腹がプックリとしているのが特徴で達身寺様式というそうです。
また兜跋毘沙門天様がたくさんいらっしゃるのも不思議な感じです。
戦火で古文書が焼かれて謎の多いお寺です。
2つも収蔵庫があり、常時拝観可能です。
あまり収蔵庫は好きではないのですが、痛み方や量、管理を考えるとこちらは仕方がないかなと思いました。
公式HPは
http://www.tashinji.jp/index.htm
交通アクセスが不便ですが、一度は訪ねてみる価値のあるお寺だと思い紹介しました。
